今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
豊かな沈黙の味わい
今週のみずがめ座は、慎ましく温かなリアルを邪魔しない関わり方を模索していくような星回り。
『妻がゐて夜長を言へりさう思ふ』(森澄雄)という句のごとし。掲句には行間にたっぷりとふくまれた豊かな沈黙の味わいがあり、心地よい空間の広がりが感じられるはず。
それはやはり夜長という従来的な俳句的情趣やそれを用いる意図が、ふたりで過ごすことの感動を邪魔しない程度に寄り添う形で、むしろ感動があとに残るように工夫されて表現されているからなのでしょう。
あなたもまた、そんな感動を邪魔しない程度の意図や目的の添わせ方を心がけていきたいところです。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
回復に向けてのステップ
今週のうお座は、資本主義社会で「普通である」ということをある種の‟病い”として捉えていこうとするような星回り。
資本主義か社会主義か、という二者択一を考える人はもはやごく一部の少数派で、イギリスの批評家マーク・フィッシャーが指摘していたように、今や資本主義こそが唯一の存続可能な政治・経済的制度であるばかりか、その代替物を想像することすら不可能だという意識が社会に蔓延しているように思います。
そして、経済成長をやめなければ人類の存続が危うくなることがはっきりしているのに、果てしない経済成長を求める資本主義から脱却できないのは、それが「宗教のかたちをした神経症」だからであり、「資本主義は貧困とか搾取ということよりも精神病理で人間を不幸にする」し、逆に言えば「精神病のない資本主義はありえない」のだというたいへん重要な指摘もしています。
あなたもまた、どうしたら「宗教のかたちをした神経症」を克服していけるかということが大きなテーマとなっていくでしょう。
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