秋といえば、芸術の秋。過ごしやすい気候でお出かけしやすい今の時期は、アート鑑賞を楽しんでみませんか?
東京・上野の国立西洋美術館では、2024年10月5日(土)より「モネ 睡蓮のとき」がスタート。日本でも人気の高い、クロード・モネの晩年にフォーカスした展覧会です。
洗練された空間で作品を鑑賞できるだけでなく、ここで販売されるグッズも必見。お出かけスポットをお探しの方は、ぜひチェックしてください!
国立西洋美術館で「モネ 睡蓮のとき」が開催
「モネ 睡蓮のとき」展示風景、国立西洋美術館、2024-2025 年
2024年10月5日(土)〜2025年2月11日(火・祝)の期間、国立西洋美術館で開催される「モネ 睡蓮のとき」。
印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネに焦点をあて、モネの名画を体感し、世界観に浸ることのできる展示です。
《睡蓮》1916-1919年頃 油彩/カンヴァス 150x197cm マルモッタン・モネ美術館、パリ
フランス・パリで生まれたモネは、43歳のときにパリから1時間ほどの小さな村、ジヴェルニーに移り住みました。亡くなるまでそこで暮らし、「花の庭」と「水の庭」をつくりながら、庭を描き続けていたのです。
そんな“光の画家”ともいわれるモネが、晩年に最重要テーマとしていた〈睡蓮〉。本展では、〈睡蓮〉の作品20点以上が展示されています。
「モネ 睡蓮のとき」展示風景、国立西洋美術館、2024-2025 年
本展の開催にあたり、世界最大級のモネ・コレクションを誇るマルモッタン・モネ美術館からおよそ50点が来日。
中には、日本初公開作品が7点も含まれているそうですよ。国内外のモネ作品が一堂に会するこの機会は、絶対に見逃せません!
〈睡蓮〉に囲まれてモネの世界観に浸れちゃう…
「モネ 睡蓮のとき」展示風景、国立西洋美術館、2024-2025 年
展覧会は第1〜4章、エピローグによって構成されています。
「水の庭」をモチーフとして取り上げてから〈睡蓮〉の連作を手がけ、巨大パネルで部屋の壁面を覆う「大装飾画」へ、そして最晩年の作品までと続く、モネの作品を余すことなく楽しむことができますよ。
中でも注目なのが、第3章「大装飾画への道」の展示。パリのオランジュリー美術館を思わせる、楕円形の空間に巨大な作品が展示されています。
「モネ 睡蓮のとき」展示風景、国立西洋美術館、2024-2025 年
たくさんの作品に囲まれ、まるで〈睡蓮〉の池にいるような感覚になれるかも。ぐるっと囲まれているような没入体験をしながら、モネの世界観に触れることができるんです。
長辺2mを超える大きな作品は、見応えもばっちり。
この展示エリアのみ撮影が可能だから、ぜひその圧倒的な空間を写真におさめてくださいね。