今年で日本上陸60周年を迎えた「GUCCI （グッチ）」。
京都・京都市京セラ美術館では、グッチのアイコニックなデザインを展示する「Gucci Cosmos（グッチ・コスモス）」が、10月1日（火）～12月1日（日）の期間で開催中です。
時の螺旋をさかのぼるようなイマーシブな展示で、グッチのデザインやアイテムがどのように進化してきたかを知れるそう。グッチ好き必見の展覧会ですよ。
世界巡回展「Gucci Cosmos」／京都市京セラ美術館
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今回ご紹介する「Gucci Cosmos」は、2023年4月に上海、同年10月にロンドンでも開催された世界巡回展。グッチの日本上陸60周年を記念し、2024年10月に日本にもやってきました。
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開催地は、ブランド発祥の地イタリア・フィレンツェの姉妹都市である京都。日本で行われる「Gucci Cosmos」は、京都の伝統文化を融合した内容になっているというので楽しみですね。
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展示の中心となるのは、フィレンツェのパラッツォ・セッティマンニに収蔵されているグッチのアーカイブたち。多数の未公開品を含む貴重な展示がされているそうです。
6つの没入型インスタレーション！
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イマーシブな展示で、グッチの過去、現在、未来をめぐる「Gucci Cosmos」。
展示ルームは、「Time Maze – 時の迷宮」「Zoetrope – 乗馬の世界」「Echoes – クリエイティビティの系譜」「Leisure Legacy – ライフスタイル賛歌」「Bamboo – バンブーの世界」「Red Threads – グッチの絆」の6つに分かれています。
最初の展示ルーム「Time Maze – 時の迷宮」へつながる、万華鏡のようなデザインの入口に早速わくわくしそう…！
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特に注目なのが、グッチのコレクションをまとったマネキンたち並ぶ「Echoes – クリエイティビティの系譜」。
ランウェイを歩くモデルをイメージしているといい、まるでファッションショーを楽しんでいるような気分になれそうです。展示の中には、2024年のゴールデングローブ賞授賞式でテイラー・スウィフトさんが着用したグリーンのドレスもあるのだとか。
日本らしい！竹林と共演するバンブーバッグにうっとり
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日本らしい演出の展示ルームもあります。
1947年に誕生して以来、グッチのアイコンとなっている「グッチ バンブー 1947」にフォーカスしたセクション「Bamboo – バンブーの世界」。
かぐや姫の物語を思い起こさせる、竹林の映像がプロジェクションされた壁が印象的な空間で、1960年代から現在までのバンブーバッグが並んでいます。
さらにグッチの日本上陸60周年を記念する、日本の伝統工芸作家とヴィンテージのバンブーバッグとコラボレーションした作品も展示。
バッグの魅力をさらに印象づける、京都市京セラ美術館のコレクション、井上流光さんの日本画《籔（やぶ）》（1940年）にも注目ですよ。
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こちらは、日本の“赤い糸”の伝承にインスピレーションされているという「Red Threads – グッチの絆」。エネルギッシュなレッドで彩られた空間に、レッドで表現されたウェアやアクセサリー、オブジェなどが展示されています。
レッドはグッチの歴史で繰り返し登場し、クリエイティブディレクターのサバト・デ・サルノさんが、深みのある赤を「グッチ ロッソ アンコーラ」と名付け、グッチの新たなシグネチャーカラーにもなっていますよ。
