朝、目覚めたときに体のこわばりや重だるさを感じることはありませんか?そんな方は、寝たままでできる簡単ストレッチで気持ちよくほぐしましょう。起き上がる前、たった1分ストレッチするだけで、血流がよくなり、体が軽く感じられますよ!
しっかり寝たはずなのに、腰ともも裏が硬くなる理由
photo by イラストAC
目覚めたら全身がバキバキ!全身のバキバキ感、特に腰の重さやもも裏のつっぱり感を感じたことはありませんか?しっかり寝て、体を休めたはずなのに、体にこわばりを感じるのは、寝ている間は長時間ほぼ同じ姿勢でいるからです。眠ったあと、体を支える腰やもも裏の筋肉は硬くなり、動き始めの体がぎこちなく感じられます。さらに、運動不足や日中に座る時間が長いなど運動量が少ないと、このこわばりはさらに強くなってしまいます。
寝ている間は体がほとんど動かず、血流もゆっくりになるため、腰やもも裏の大きな筋肉が硬くなりやすくなります。そのため、朝起きて体を動かすとぎこちなさや張り、重だるさを感じることがあります。逆に、起き上がる前に軽く体を動かすと、血流が巡って筋肉がほぐれ、腰やもも裏もスムーズに動かせるようになります。
【寝起き後1分】目覚めの腰&もも裏ストレッチ
今回は、目覚めた時におすすめの、寝たままできる腰ともも裏のストレッチをご紹介します。膝ではなく太ももの裏を支えることで、腰を丸めすぎず、自然なカーブを保ちながら伸ばすことができます。また、手で支える範囲が広いため、もも裏からお尻、腰までじんわり伸ばすことができ、朝のこわばりや重だるさをやさしく解消できます。
<やり方>
Photo by Kayoko Yoshida
1)仰向けのまま両膝を曲げ、太ももの裏を両手で抱えて脚を上げる
Photo by Kayoko Yoshida
2)息を吐きながら膝を胸に近づけ、吸いながら胸から遠ざける。この動きを繰り返す
Photo by Kayoko Yoshida
3)もも裏を抱えたまま、膝で小さく円を描くように内回し&外回しを繰り返す。太ももの裏からお尻、腰までがじんわり伸びて、血流が戻る感覚を意識する
Photo by Kayoko Yoshida
4)終わったら足を下ろし、最後に両腕と両脚をまっすぐ伸ばし、全身を気持ちよくストレッチする