職場で不倫をする5つのリスク
ここでは、職場で不倫をするリスクを5つご紹介します。本来、社会的な不倫のリスクは語るまでもありませんが、自分がその渦中にいるとつい忘れてしまうもの。不倫による現実的なリスクを再認識したうえで、自分の振る舞い方について考えていきましょう。
家族からの信頼が失墜する
職場での不倫は、家族からの信頼が失墜するリスクがあります。お互いに将来を誓い合った相手からの裏切りは、パートナーにとって消えないほど深い心の傷になります。奇跡的に離婚が避けられたとしても、相手からの信頼は二度と得られないものと認識しましょう。
離婚する場合は慰謝料が発生する
もし職場の不倫がバレた場合は、当然ながら慰謝料が発生します。2人の関係性により詳細な金額は異なりますが、一般的には「離婚した場合は200~300万、離婚しなかった場合でも50~100万」が慰謝料の相場とされています。
どんなにやりがいのある職場でも、同じ環境では働きにくくなる
もしも職場での不倫がバレてしまったら、同じ環境では働けないと思いましょう。どれほどやりがいがある仕事でも、収入が安定している仕事でも、不貞行為をしたのであれば別の環境に身を置かなくてはなりません。その結果、自分だけではなく、残された仲間たちへの負担も残ります。
上司や同僚からの信用も失い、キャリアアップしにくくなる
職場での不倫は、上司や同僚からの信頼を失う原因になります。もしも同じ会社で働き続ける場合でも「道徳に反する行動をした人物」と評価され、キャリアアップや昇給のチャンスを失ってしまうでしょう。たった1回の不貞行為でも、築いてきたキャリアを台無しにしてしまう可能性があるのです。
相手とは当然会えなくなる
もし職場での不倫がバレてしまったら、相手とは当然会えなくなります。場合によっては、SNSを含むすべての接触が禁止される可能性もあるでしょう。好きな人には会えなくなり、家族や職場からの信頼はなくなり、財産や資産も失ってしまう……。そんなリスクを負ってでも想いを遂げたい相手かどうかを、冷静に判断するべきです。
恋心を手放すために。既婚者が恋愛感情を落ち着かせる方法
ここでは、職場の人を好きになってしまった既婚者のために、恋心を手放す方法をご紹介します。自分の気持ちを制御できるのは自分しかいません。自己理解を深めたうえで、恋愛感情を落ち着かせる方法を試していきましょう。
好きな気持ちを否定しない。認めたうえで対処法を考える
恋心を手放すためには、自分の気持ちを一度受け入れることが大切です。好きな相手に対して「好きじゃない、嫌い!」と思おうとしても、自分の心に嘘をついているだけに。自然と湧き上がる素直な感情を否定するほど、さらにつらい気持ちになってしまいます。
好きという気持ちは、そのままで良いのです。「自分はこの人を好きになってしまった」と認めたうえで、具体的な対処法につなげていきましょう。まずは現状を正しく認識するのが、課題解決のための第一歩になります。恋愛においても同様です。
物理的な距離を置くように努力する
職場の異性への恋心を抑えるためには、物理的な距離を置くように努力しましょう。とくに家庭への不満や現実逃避など、恋愛相手に関連しない理由で恋をしている場合は、物理的距離を置くことで気持ちが落ち着く場合があります。
たとえばデスクを選べる職場であれば遠い席を確保したり、ランチを違う場所で取ったりなどがおすすめです。精神的な距離感も置きたい場合は、SNSで相手のアカウントをミュートするのもよいでしょう。
家族との幸せな時間を過ごす・夫とデートに行く
職場の人への恋心を手放すためには、家族への愛情を再認識する行動も効果的です。たとえば家族で穏やかな休日を満喫したり、夫とデートに行ったりなどを試してみましょう。とくに夫へのマンネリや不満を抱いている人にとっては、本当に大切な存在を思い出せるきっかけになります。
家族との幸福な時間を過ごしていると、「本当にこの幸せを手放してもいいの?」と冷静に物事を考えられるでしょう。また夫への恋心や愛情を再認識する機会にもなるかもしれません。
バレたときのリスクについて真剣に考える
恋愛をしていると、つい現実やリスクを後回しにしてしまうものです。恋愛感情をコントロールするためには、バレたときのリスクについて真剣に考える機会をつくりましょう。失う財産や資産などを、明文化して挙げることが大切です。
リスクが大きいほど現実的な危険性を認識でき、恋心を抑えるための要素になります。バレたときに失うものは、家族だけではありません。職場や友達、信頼、収入など、これからの生活で必要なものすらも手放すリスクがあるのです。