家を片付けたいけれど、どこから片付けたらよいかわからない…そんな時は「いつか使うかも」と何となく持っているものに注目してみましょう。多くの家に共通してあるものも多く、片付けの現場でも手放した後に困ることなく逆にすっきりしてよかったという声が多いものです。おすすめの「手放してよいものリスト10」をご紹介します。
①黄ばんだシーツなど寝具類
今使っているシーツや布団カバーの洗い替え用はどのくらいあったら安心しますか。改めて今使っている寝具類をピックアップしてみましょう。買ったまま開封していないシーツや、予備用にしまってあるシーツなどがあれば、今のシーツと交換してみるのはどうでしょう。しまいっぱなしになっていたかさばる寝具類を減らしてみると、収納スペースにも余裕が生まれます。
②使い古したタオル
いつも使っているタオルが黄ばんだり黒ずんでいたりしていませんか。使い込んだタオルも使い心地が良いかもしれませんが、毎日使うタオルは1年〜2年に一度など、定期的に入れ替えていくと衛生的にも安心できておすすめです。
また、洗面所で使うフェイスタオルやバスタオルなどは、家族の人数や使い方に合わせて枚数や収納スペースを決め「ここに入るだけ持つ」というように適量を意識してみましょう。汚れが目立ってきたものから買い替えるなど、買い替えのタイミングもよりわかりやすく、管理もしやすくなります。
③衣類に付属した予備のボタン
洋服を買った時についてくる予備のボタンを、空き箱やビンなどに入れっぱなしにしていませんか。中にはすでに手放した洋服のボタンも多いはず。手芸や他の何かで使うかも…と保管していても、この先、具体的に使うイメージがないようならぜひ一度手放してみましょう。
保管するにしても、バラバラにしてしまうとどの服のボタンかわからなくなります。もし保管しておきたい時は、写真のようにマスキングテープにどの服かわかるようにメモして、付属の袋やボタンに貼り付けておくと管理もしやすくなるのでおすすめです。
④不明なコード類
スマホやゲーム機、オーディオ機器など付属の充電コードや電気コードなど、家の中にはたくさんのコードがあると思います。片付けをしていると、用途不明なコードもたくさん出てきますよね。それらはきっとこの先も使わないことがほとんどです。ぐちゃぐちゃなコード類がなくなると気持ちもスッキリしますよ。
もし捨ててしまうのが不安な時は、ジッパー付きの袋やケースなどにひとまとめにしておきましょう。写真のように「不明なコード類」とわかるようにして、定位置をしっかり作ると管理も気持ちもラクになります。必要な時はそこから探し、部屋から不明なコードが出てきた時は、不明なコード類の定位置に一旦入れておきます。
⑤昔使っていた携帯電話やタブレットなど
昔の携帯電話や今は使っていないタブレットなど、そのまましまいっぱなしになっていませんか。集めてみると、家のあちこちの引き出しからたくさん出てきたなんてことがよくあります。自治体の不燃ゴミや回収ボックスで処分する、携帯電話ショップやリサイクルショップに持ち込むなど、調べてみると中身のデータ処分も含めてたくさんの処分方法が出てきます。今度こそ手放す行動に移してみましょう。
⑥長く使っていない便せんや封筒
中途半端に残った便箋や封筒、ポチ袋など何年もそのままにしていませんか。紙類は保管状態によっては黄ばんでしまったり、汚れたりしていることも多くあります。これは人に手渡せると思ったものだけを残してみましょう。
⑦使いにくい鍋やフライパンや調理器具など
しばらく使っていない鍋やフライパン。重い・持ちにくい・大きさが合わないなど、何かしら使わなくなった理由があると思います。高価な良いものだとしても、自分に合わないと感じるものは今後も使わないことがほとんどです。キッチンは意識していないとものが増えやすい場所なので、今使っているものだけを残すようにすると管理もラクになります。
⑧いただきものやお土産
お祝いなどでのいただきものやお土産などが、箱に入ったままの状態で収納スペースに入れっ放しになっていませんか。もし使えそうだと思うものは箱から出してどんどん使いましょう。趣味に合わないなど、もし使うイメージが湧かないようだったら、リサイクルショップに持ち込んだり寄付したりしてみてはいかがでしょうか。