2024年も日本で、世界でさまざまな災害がありました。いつやってくるかわからない災害には、いつでも備えておきたいですよね。そこで今回は、「マツコの知らない世界」で紹介された防災グッズをご紹介します。進化したグッズから、日常でも使えるものまでチェック!
「マツコの知らない世界」で防災グッズを特集!
災害はいつやってくるかわからない、だから備えたい
2024年11月5日(火)に放送されたテレビ番組「マツコの知らない世界」では、防災グッズが紹介されました。元日の能登半島地震をはじめ、2024年も日本や海外で多くの災害に見舞われています。
しかし、災害が起きた後、人々が防災に関心を持つのはわずか2ヶ月。災害はいつやってくるかわかりません。南海トラフ地震臨時情報が発表されてから約3ヶ月経った今だからこそ、備えを見直しておきたいのです。
そこで今回は、番組で紹介された「防災グッズ」を特集!防災アドバイザーの高荷智也さん、食のプロである今泉マユ子さん、フリーアナウンサーの奥村奈津美さんという防災グッズを試しまくる防災軍団3人が激推しする防災グッズ15選(補足で紹介された商品を含めると21選!)をお届けします。
▼ 高荷智也さん
防災アドバイザー。「マツコの知らない世界」には過去2度出演。自宅に1,000点あった防災グッズが倍の2,000点以上になり、別の部屋を借りて保管しているそうです。
▼ 今泉マユ子さん
管理栄養士・防災士・災害食専門員・日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)リーダー・防災食アドバイザー。防災業界内では知らない人はいない「食関係のプロ」。2017年には、「マツコの知らない世界」にてパスタソースの世界にも登場されました。
▼ 奥村奈津美さん
フリーアナウンサー。東日本放送(仙台)のアナウンサーとして入社した2年後に、東日本大震災を経験。災害報道に携わりながら、被災経験をするということがきっかけで防災を始められたそうです。
第2フェーズに突入!進化しまくる防災グッズ3選
2011年の東日本大震災以降、関心が高まり徐々に認知されてきた防災グッズ。ただし日常的に使うものではないため、画期的に進化を遂げてこなかったのが現状です。
しかし近年は災害が多く、第2フェーズに突入しているというのが、防災軍団お三方のご意見!というわけで、進化がすごい「水」「電気」「防災リュック」という3ジャンルの商品をご紹介します。
①毒でも取り除ける「浄水器」
日常生活のありとあらゆる場面で必要となるのが“水”。災害時に必要な水は、飲料用・調理用などで1人1日3リットル。最低3日分として、1人だとしても9リットルの備蓄が必要とされています。
防災用にペットボトルの水を備蓄するのはもちろん、お風呂の水や泥水でもきれいにしてくれる「浄水器」が頼れる備えに。ミヤサカ工業の浄水器「コッくん飲めるゾウRO」はいわば最強!
水の分子しか通さないRO逆浸透膜フィルターを使用している最強の洗浄力。特殊フィルターにより、これまで難しかった毒物の除去を可能にし、海水以外のすべての水を真水にすることが可能になりました。
コーヒーをろ過してみて、マツコさんが試飲したところ、コーヒーの香りだけ残っているので「フレーバー付きの水」という感想でした。飲むだけでなく、ケガの治療や歯みがき、赤ちゃんのミルクなども真水が必要なので、浄水器の存在は災害時にかなり助かります。
②最速で充電できる「ポータブル電源」
災害時は停電も大敵。スマホや家電を充電できる、「ポータブル電源」があると安心です。今はコンセントが使える蓄電池が増えています。
アンカージャパンの「Anker Solix C1000」は家に置きやすいデザインで、持ち運びやすさや車への積みやすさが進化しています。
特筆すべきは充電が速くなったこと!中の電池が変わったことで、寿命が5〜6倍になりました。さらにお値段もお得になり、安全性もアップ!
また、従来のポータブル電源は、充電0%や100%で放置すると劣化しやすかったのですが、100%のフル充電で放置しても約10年間快適に使えるぐらいタフになっています。なので、コンセント差しっぱなしでもOK!普段から家電につなげておけば、停電してもそのまま家電を使えます。
所要時間は環境や機種などにもよりますが、スマホは約65回、テレビは約8.5時間、電子レンジは約1時間分の充電が可能。おすすめの使い方は、夏場の夜に扇風機につなげておくこと。災害時でも、夜間の熱中症を防げます。