行かなきゃ損！IKEAやニトリじゃ手に入らない、クリスマスグッズ専門店

代官山駅から歩くこと3分。旧山手通り沿いにある商業施設「ヒルサイドテラス」のC棟に足を踏み入れると、ショーウィンドウに並んだ立派なクリスマスツリーが目に入ります。まるで海外の雑貨店のような雰囲気漂うこのお店が、今回ご紹介する「代官山 クリスマスカンパニー」です。

1985年9月、日本唯一のクリスマス専門店としてオープンした同店のコンセプトは「364日クリスマス・イヴ」。12月25日の次の日から364日が、クリスマスを楽しみに待つための準備期間だというのです。誰かを想ってプレゼントを選ぶ気持ちや、飾り付けをする時のワクワク感など、クリスマスという文化ならではの温かさを普段から楽しんでほしいという想いが込められています。

そのコンセプト通り、店内に一歩足を踏み入れるとそこはクリスマス一色。世界各国から仕入れたオーナメントやツリーに飾るリボン、ユニークな人形やポストカードなどが所狭しと並び、温かみのある空間を作り出します。

創業当初はアメリカンスタイルのアイテムが多かったといいますが、1997年に現在の店主である山﨑さんが引き継いで以降、ヨーロッパ各国のアイテムも積極的に仕入れるようになったそうです。

山﨑さんがアイテムを仕入れる基準は、職人の手仕事の温かみが感じられるものや伝統的なものであること。ただ物を仕入れるだけでなく、ストーリーを聞き出したりコミュニケーションを取ったりして、ずっと続いていく仕入れ先との繋がりを大切にしています。

例えばこちらの陶器製のオーナメントは、普段は美術画の修復をしているというイタリアのマンマが、陶器を焼くところから絵付けまで全て手作業で作り上げているもの。24金を混ぜた塗料で仕上げているため、輝きが色褪せることなく長く使い続けられます。

「決して安いものではないですが、オーナメントに込められた思いや手作りの温かさを感じながら、大切に集めていただきたいです」と山﨑さん。実際に「代官山 クリスマスカンパニー」には、毎年1〜2個ずつオーナメントを集めているお客様も多いそうです。年を重ねながらオーナメントを少しずつ集めるなんて、なんだかロマンチックですよね。

ここからは山﨑さんおすすめの、クリスマスギフトにもおすすめのアイテムをご紹介。

まずご紹介するのが、「代官山 クリスマスカンパニー」のオリジナルグッズです。同店を象徴するサンタクロースのイラストは、フランスのポスターデザインの巨匠と呼ばれたレイモン・サヴィニャックさんによる描き下ろし。雲に囲まれたサンタクロースと、海に飛び込む夏のサンタクロースの2種類があり、手巻きのオルゴールやピンバッジ、プレゼントと一緒に贈りたくなるポストカードなど、さまざまなオリジナルグッズが展開されています。

元々サヴィニャックさんのファンだったという山﨑さん。一度見たら忘れられない印象的なサンタクロースには、店先の吊り看板や店内の版画ポスターなどお店のいたるところで出合えるので、ぜひチェックしてみてください。

手巻きオルゴール
各2,750円（税込）

ピンバッジ
715円（税込）

ポストカード
各330円（税込）

日本で初めてクッキーを製造販売したとされる老舗洋菓子店・泉屋東京店とのコラボクッキー缶は毎年の定番で、今年で15年目を迎えます。サヴィニャックさんのイラストが描かれた缶の中には、缶とお揃いのイラストがプリントされたクッキーやクリスマスリースのようなクッキー、雪の結晶をモチーフにしたアイシングクッキーなどがぎっしり。少しずつ食べながら、クリスマスの訪れを楽しみに待ちたくなります。

（左奥）
クリスマスハウスBOX
各1,080円（税込）

（右奥）
クリスマスタウン缶
各1,836円（税込）

ハウス缶＜クリスマスタウン＞
2,700円（税込）

（中央奥、手前）
クッキー缶（A缶＜2024YEAR＞、B缶＜くも＞、I缶＜クリスマスパターン＞）
各1,620円（税込）

A缶＜2024YEAR＞（画像左）とI缶＜クリスマスパターン＞（画像右）は、今年限定で発売されたものです。左側のヨーロッパのクリスマストレンドカラーであるアプリコットカラーの缶に「2024」の年号が大きく入ったデザイン。右側はサンタクロースの周りにクリスマスモチーフのイラストが散りばめられています。クッキーを食べ終わっても手元に取っておきたくなる可愛らしさで、ギフトにもぴったりです。