ファッションアイテムとしてはもちろん、お守りとしてもシルバーアクセサリーは人気ですよね。清澄白河にある工房「a.w.s清澄白河店(えー だぶりゅー えす きよすみしらかわてん)」では、オリジナルシルバーアクセサリーを制作できます。リングやバングル、ペンダントなど種類もたくさん!服やシーンとの相性を考えた世界にひとつだけのアクセサリーはきっと生活に輝きを与えてくれるはずです。服好きの方や時間を忘れてひとりで何かに没頭したいという方はぜひチェックしてみて。
平日参加がおすすめ。少人数制のシルバーアクセサリー制作
今回紹介するシルバーアクセサリー制作体験(ワークショップ)を開催しているのは、清澄白河にある「a.w.s 清澄白河店」。創業28年のアクセサリー工房が運営する手作り体験専門の工房です。
場所は東京メトロ半蔵門線清澄白河駅B2出口から徒歩2分、深川資料館通り沿いにあります。入口に店名が大きく掲げられているので目印にしてみて。
リング
バングル
チャーム
「a.w.s清澄白河店」では、シルバーアクセサリー制作のワークショップを通年開催しています。制作可能なアイテムは「リング」3800〜9400円、「バングル」4900〜1万4800円、「チャーム」1900〜4800円の3種類。「リング」は8種類、「バングル」は5種類、「チャーム」は15種類のデザインが展開されていて、選んだデザインによって体験料金が異なります。
所要時間はどのアイテムも約1時間。持ち物も必要ないので気軽に参加できるのがうれしい!
基本的には予約制で、参加の申し込みはホームページまたは電話からできます。ただ、スケジュールに空きがある場合は飛び込みでの参加も可能です。1日あたり平日5回、土・日曜、祝日7回開催しています。参加定員は1組あたり基本最大2名で、平日2組まで、土・日曜、祝日4組までと少人数制。おひとりさまでじっくり取り掛かりたいなら、平日の参加がおすすめです。
※希望があれば1組3〜5名も対応可能
思いを込めてデザイン決め。ハンマーワークに没頭するひととき
今回はシルバーリング制作を体験します。体験場所は店内各所に設置されたテーブル。1組あたり1テーブルで距離の離れた席を案内してくれるので、集中して作業することができます。
まずはデザイン決めからスタート。8種類あるデザインの中から好みのものを選んでいきます。
しかし、普段からあまりアクセサリーをつけない筆者は何がいいかわからなかったので、スタッフに相談してみることに。「指馴染みがいいので初心者にもおすすめなのはスタンダードリングまたは、丸みがあって指馴染みのいいラウンドリング」と教えてくださったのは店長の中井さん。
今回は、「スタンダードリング」3800〜4800円のデザインで制作することにしました。
次はサイズ。1〜30号まであり、サイズによって料金は異なります。自分のサイズがわからなくても測ることができるので安心!
リングはつける指によって意味がちがいます。たとえば、右手の人差し指だと「集中力を高める」、左手の親指だと「目標の達成」。そのほかの意味などは店内でも知ることができるので、サイズ選びのときは参考にしてみるのもいいかもしれませんね。筆者は、「集中力を高める」という意味を込めて、右手人差し指の17号4200円を選びました。
次はリングの刻印を考えます。刻印はリングの外側にのみ入れることができ、アルファベット、数字、ハートや星などのマークを自由に組み合わせることが可能です。文字数に制限はありませんが、4〜8文字程度がおすすめ。
リングを見たときに自分だけが意味のわかる言葉を刻印するという方も多いそうです。
今回は「PAIX」、フランス語で平和という意味の言葉を入れることにしました。
刻印が決まったら、ハンマーとプレートを使って1文字1文字手打ちで入れていきます。
練習用のリングで工具の使い方を学んでから本番なので安心です。プレートの先端には、文字やマークの形の出っ張りがついていて、これをリングに当てたままハンマーで叩くことで文字が刻印されます。
練習を経て、いざ本番! プレートがずれないようにハンマーは振り上げすぎず、真上から打つのがコツです。
刻印終了! Xだけ打つときに少しずれてしまって、にじんだような印象になってしまいました。
刻印の深さがちがったり、かすれたりするのは手打ちならでは。市販にはない味としてポジティブに楽しみます!
次は電動工具で3〜4周程度磨いていきます。リング表面のくもりがとれていく気持ちよさがたまりませんでした。