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一人暮らしのホテルライクなワンルームインテリア [私らしく暮らす]

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30㎡、正方形のワンルーム。ダブルサイズのベッドを中心に、こだわって選んだお気に入りのパーソナルチェアをレイアウトし、ホテルライクに使いこなしていらっしゃる、一人暮らしのお部屋を拝見しました。

正方形のワンルームをホテルライクに使いこなす

Gakky さんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、30㎡のワンルーム。ちょっと珍しい、正方形の形のお部屋です。

「最初はソファをメインに置いていたんですがしっくりこなくてどうしよう、と考えたときにホテルの一室をイメージしてレイアウトしてみてはどうだろう?と、ベッドを中心にした配置に変えてみました。ダブルサイズのベッドを中心に、こだわって選んだ家具、椅子などをレイアウトしています」

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ダブルサイズのベッドは、フレームがZINUS、マットレスはコアラマットレスのもの。一人がけのパーソナルチェアをたくさん配置しながら、バランスよくまとめていらっしゃいます。

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収納の少なさは、USMハラーのキャビネットの下段を見えない収納にしたり、部屋を圧迫しにくいシンプルなIKEAのベストーキャビネットを利用したりと工夫。

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色と素材を統一することも、統一感あるお部屋をつくるひとつのポイント。モノトーンのインテリアで揃えながら、アクセントとなるカラー、形を取り入れていらっしゃいます。
「直線的な物になりすぎないように曲線的なものも要所要所に入れたり、オレンジが好きでオレンジを要所要所にちりばめています。それをやりすぎるとうるさくなるので、中性色である緑を入れることを意識しています」

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「チェアなどの家具の脚は、できるだけ細いもので統一しています。基本的にウッドなどの有機的なものをあまり置かないようにしていますが、それだけだとちょっと寂しいので、ウッドの家具を置く時はウッドの質感が出過ぎない塗装されているものや、レザーのものを取り入れています」

「これでいい」じゃなくて、「これがいい」

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「これでいいや、じゃなくて、これがいい。なんとなくこれでいいかな、というものは絶対に買わず、自分の中で重きをおいて、インテリアを楽しんでいます」と教えてくれた、Gakkyさん。お部屋の中にあるものの中でも、特にお気に入りを教えてもらいました。

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ひとつめは、マルセル・ブロイヤーのD4チェア。
「バウハウスの時代につくられた椅子です。Chromeメッキがすごく好きで選びました。普遍的なデザインで、見た目は華奢ですが、結構がっしりしています」

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ふたつめは、彫刻家ハリー・ベルトイアがデザインしたダイヤモンドチェア。窓際に置かれて、きらきらと輝きます。
「見た目は座りにくそうに見えるけど体にフィットして座りやすい椅子です。窓の前に置いても後ろが抜けて見えるので圧迫感がなく気に入っています」

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3つめは、建築家のアイリーン・グレイが別荘「E1027」のためにデザインしたアジャスタブルテーブル。
「サイドテーブルでは珍しく、高さの変えられます。1920年代にデザインされたもので、普遍的でスタイリッシュ、かっこいいですね」

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クリエイターへのリスペクトの意味も込め、家具はリプロダクトではなくオリジナルのものを買うようにしているとGakkyさん。ひとつひとつ、大切に手に入れられてきた、とっておきの逸品です。

全体のレイアウトを考えた家具レイアウト、そして色や素材、デザインやストーリーに徹底的にこだわった家具選びで、正方形のお部屋を使いこなしていたGakkyさん。

じっくり考え抜いた空間づくりをとても楽しまれているのが素敵でした。

Gakky さんの Instagram アカウントはこちら

https://www.instagram.com/_____ymkg/

text : Miha Tamura / photo : @_____ymkg

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