ひとりごはんで採用しやすいのも人気の秘密
東京では、「四川麻辣湯」や「楊國福マーラータン 銀座店」、「東京麻辣湯」などが、おいしいマーラータンを提供するお店として注目を集めました。
花椒と豆板醤の痺れるような辛さ、つるっと喉越しの良い春雨(麺)がクセになる味わい。手軽な市販品を使ったり、一からおうちで作る人も増えてきていますよ。
5. 生ドーナツ
2023年から2024年にかけて、トレンドグルメの主役となった「生ドーナツ」。
生ドーナツ専門店の「I'm donut ?(アイムドーナツ)」が、中目黒、渋谷、原宿に続々とオープンしたことを皮切りに、全国各地のベーカリーやカフェでも提供されるようになりました。
ヤマザキは「極生ドーナツ」の販売、ローソンは生ドーナツを3フレーバーで展開するなど、去年よりも手軽に食べられる商品が増えたのも特徴。
2023年からの人気が継続。コンビニやパンメーカーも商品化
ふんわりとしたリッチな食感と、中にたっぷり絞られた生クリームの贅沢な味わいが人気のポイント。
「何度も食べたくなる」という声も多いようで、今後は定番スイーツのひとつとして親しまれていきそうですね。
6. クラフト紅茶
クラフトビールやクラフトジン、クラフトコーラといった「クラフト◯◯」が、ドリンク界隈では定番化。そんななか、2024年は「クラフト紅茶」がじわじわと浸透していきました。
もともと紅茶好きの日本人ですが、近年はアフタヌーンティーを楽しむ「ヌン活」をはじめ、スコーン人気の上昇や、「英国展」の大盛況など、英国文化への関心が高まりも影響しているのかもしれません。
ペットボトル飲料としても商品化
クラフト紅茶のひとつとして、国産茶葉を使用した「和紅茶」の盛り上がりもポイント。市販のペットボルト飲料としては、アサヒ飲料から「CRAFT和紅茶 無糖ストレート」 が発売されました。
今後、お茶の名産地である静岡や京都など、各地の特色を活かした「クラフト紅茶」の差別化にも期待が高まります。
7. ドバイチョコレート
欧米のインフルンサーが投稿したショート動画がきっかけで、世界的にヒットしている「ドバイチョコレート」。その独特のシズル感がみんなの関心を引きました。
トレンドに敏感な韓国では、すぐさま ASMR(咀嚼音)動画が続々と投稿され、専門店もオープンするなど、一気に注目を集めました。
欧米、韓国、そして日本へ。最近はスーパーでも目撃情報が!
ドバイチョコレートは、板チョコレートの中にピスタチオペーストとカダイフ(とうもろこしの粉から作られるパリパリの麺)が入っており、ザクザクとした食感と濃厚な味わいが特徴。
日本でも韓国の影響を受けて、新大久保のカフェを中心に提供されています。 最近はスーパーでも購入できるようになっており、2025年もブームが加速する予感……!