今回紹介するのは、激しい運動が苦手な人でも簡単に取り組める「ハムトレ」です。ハムストリングと呼ばれるもも裏の筋肉へアプローチすることで、一石三鳥とも言えるほどさまざまなメリットを得ることができます。
ハムストリングを鍛えるメリット
ハムストリングとは、もも裏にある筋肉のことを指します。このハムストリングは主に股関節伸展や膝関節屈曲の動作、歩いたり走ったりする動作で足を蹴り出す際に働きます。また、着地の衝撃を吸収して膝関節の負担を軽減したり、大臀筋の働きをサポートするなどの役割があります。
そんなハムストリングは、鍛えることで運動パフォーマンスが向上し、身体が疲れにくくなったり、ヒップアップにも効果的です。
また、下半身の中でも大きな筋肉の集まりでもあるため、筋肉量を上げることで基礎代謝が上がり、太りにくく痩せやすい体作りにもつながります。
イラストAC
ハムストリングが衰えやすい人とは
・運動不足
・長時間の座り仕事など、同じ姿勢続ける生活をしている人
・歩き方が崩れている人
崩れた姿勢で過ごしていると下半身の筋肉をバランス良く使うことができずに、筋力が低下する原因となります。
太りにくい体を作る「ハムトレ」
日頃運動する機会が少ない人は、このトレーニングを取り入れて、身体を動かす習慣をつけましょう。
①四つ這いになり、右脚を伸ばして腰の高さまで上げます。その際、骨盤が右に開きやすいので、おへそが真下を向くことを意識しましょう。
photo by HINACO
②腰が反ったり、体幹がブレないように気をつけながら、右のもも裏を上下に揺らします。足を高くしようとしなくても構わないので、もも裏の筋肉を意識して小刻みに揺らしてください。
【ポイント】
・骨盤が右へ開かないように気を付ける
・膝が曲がらないようにしっかりと伸ばした状態で行う
・体幹が下がらないように意識する
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③脚を入れ替えて、反対側も同様に行います。
動画で動きを確認したい方はこちら
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