グリーンサラダのような香り、塩がテーマの香水も。ユニークな8つのフレグランスに注目

三宅一生氏最後の香りは
生命に欠かせない塩がテーマ
1994年、香りを持たない水を表現し、一世を風靡したロードゥ イッセイ プールオム。30年の時を経て、一生氏が着想を得たのは水と同じく本質的な自然のエレメントである塩。自然への敬意を抱かせる。

ル セルドゥ イッセイ オードトワレ
地球にたゆたう波の記憶、それが塩。そんな波の痕跡を天然由来のマリン シーウィードと湿り気を帯びた土や木を感じさせるオークモスで表現。メンズ用ながら、すっきりとしたマリンウッディは女性が使っても◎。100ml ￥14850／イッセイ ミヤケ パルファム

世界各地を旅した記憶をポエティックに描く
香料会社の名門ジボダン社のマスターパフューマー、ソニア・コンスタンが手がけるブランド。ベトナム、インド、カザフスタン、京都、ブラジル、アフリカ……旅の思い出をスケッチするように香りで描く。

エラケイ　カラハリの叫び　オードパルファン
ソニアが南アフリカで触れた樹齢千年のバオバブの幹がインスピレーションソース。植物を傷つけずに香りをとらえる先端技術セントトレックを用いた、バオバブが主役のドライでスパイシーなウッディノート。100ml ￥37400／フォルテ

MAQUIA 3月号
撮影／Kevin Chan　イラスト／YUKI FUJITA　構成・文／平 輝乃　企画／髙橋里佳（MAQUIA）
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