端末を持ち帰るかどうかは各自治体や学校の判断によります。ただ、文部科学省としては持ち帰ってほしいと考えています。
ーー「置き勉」は認めていますが、端末の持ち帰りを推奨するのはなぜでしょうか。
端末は、こどもたちの「学びの道具」として1人1台を配備しています。学校に限らず、家庭でもこどもが使いたいタイミングで使えるように、常にそばに置くことを前提にしています。
ーー充電するために持ち帰っているという声もあります。
端末の充電を学校でするか家庭でするかも、現状は各学校での判断となっています。
最近は端末の活用が進んでおり、国語や算数の授業だけでなく、体育や校外学習で端末を使うことも増えています。そのため学校では充電する時間がない場合もあります。
ーー端末や教材の持ち帰りについて、今後どんな方針になりそうでしょうか。
各学校で充電保管庫の整備は進みますが、それとは別に学習の観点から、「学びの道具」である端末を常にそばに置いて活用してほしいことに変わりはありません。
たくさんの教材を持ち帰らなくても宿題ができるように端末で教材を撮影するなど、荷物を減らすためにも端末を活用してほしいと考えています。
※株式会社土屋鞄製造所は、OTEMOTOの運営会社である株式会社ハリズリーの関連会社です。