お茶どころ静岡で生まれ育ったせいか、食事にお茶がないと落ち着きません。実家では和洋中すべてに緑茶一択だったのですが、大人になってからは料理に合わせてお茶を楽しむように。例えばこってりした中華のあとには「ラプサンスーチョン」。主張強めなスモーキーな紅茶にハマっています。
未体験のスモーキーな香りがクセになるラプサンスーチョン
松の煙で燻して香りをつけた中国紅茶で、初めて飲んだ時の「なんだこれは!」という衝撃は忘れられません。目を閉じると焚火がパチパチと爆ぜる音が聞こえるくらい(あくまでイメージです)スモーキーで、深く瞑想したくなるような香りが鼻に抜ける。なのに、味は柔らかくほんのり甘みを感じて心地よい。
黒酢あんの肉団子のような中華料理の濃い味と油に負けない強さがありつつ、口内と心をきっちりと落ち着けてくれるのが魅力。紅茶と中国茶、両方の性質を併せ持つ…ユニークなお茶です。いつもの食事もデリバリーの中華も、なんだかとってもリッチな気分で締めくくられるのがお得。
クセ強で好みが分かれるお茶ですが、もし相性があえば、独創的な香りのフレグランスでお気に入りを発見したような嬉しさがあるハズ。気になった方はぜひ試してみてください。
いろんなブランドのラプサンスーチョンがあり、我が家はTWGのインペリアルラプサンスーチョンを愛飲しています。