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[6/16〜6/22の運勢]6月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のかに座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

ムーブメントのきっかけは

今週のかに座は、そのままでは手からこぼれ落ちていくような想いや気付きをどこかに書き留めていこうとするような星回り。

『萍(うきくさ)に豪雨底なく湛へけり』(前田普羅)という句のごとし。

根を持たず水面を漂う浮き草と、天から無尽蔵に降りそそぐ豪雨のコントラストによって、浮き草の儚さや脆弱さが際立つと同時に、小さな浮き草に注ぎ込まれる宇宙規模の力のはかり知れなさをも感じとることができるはず。その意味で、掲句は自然に一場面に宿る永遠性と、儚きものの存在感とを二重に浮かび上がらせた秀句と言えるでしょう。

あなたもまた、これを機に想いを形にしてみる工夫や努力に努めてみるといいかも知れません。

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今週のしし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

飢えと情熱

今週のしし座は、決して文明社会に飼い馴らされることがない、古い心性を思い出していこうとするような星回り。

アフリカで生まれた実在のブッシュマン(アフリカ南部の砂漠地帯に棲む狩猟採集民)であったハンス・ターイボッッシュは、不思議な踊りをよくしたのだとか。それがあるアメリカ人女性に深い感銘を与え、彼女の話に誘われるように南アにいた著者を渡米させたのです。

「私たちは踊るだけでなく、いつか私たちが死んだ時に、風に吹かれて私たちの最後の足跡を消してくれるであろう砂塵を巻き上げているのを感じるのです。(…)そのかなたの日がのぼるのを見渡しながら輝いている太母シリウスも、この飢えを知っています。そしてこの飢えが鎮められるまで、私たちがどれほど遠くまで長い間旅を続けねばならないかを見て、彼女(シリウス)の愛する私たちすべてのために泣き、涙をこぼすのです。」

あなたもまた、そうした「飢え」をしみじみと感じ直していくことが、自身の今後の身の振り方を考えていく上での第一歩となっていくでしょう。

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今週のおとめ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

ほんとうに生きている、という感じを持つために

今週のおとめ座は、翻弄されて当り前という状況の中で、自身の内なる抵抗の声を凝縮させ発していこうとするような星回り。

『夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり』(三橋鷹女)という句のごとし。

この句は一見、季節の変化による身体の変調に対する率直な感情を述べたようにも取れますが、そこには作者特有の烈しさと、自然に抗いきれぬ人間の宿命とを、内奥で呼応させているようにも感じます。

あなたは、彼女の自然にすら従順にならぬ魂をみずからに憑依させていくようなタイミングとなっていきそうです。

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今週のてんびん座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

うっかり風に吹かれゆく

今週のてんびん座は、自分が機械的な反応を繰り返す“装置”になりきれないという証拠を、身をもって再確認していこうとするような星回り。

スポーツ(身体遊戯)が与える感動の不思議のごとし。

たとえば、生涯をかけて「いのちとは何か」を問い続けたフランスの哲学者アンリ・ベルクソンは、1912 年に行われた「魂と体」という講演において、「われわれの一人ひとりは一つの身体である」と認めつつ、「私」とは本来「空間においても時間においても身体を超えるように見える」ものであると述べています。

あなたもまた、「より以上」を引き出すものとして身体やその遊戯の可能性を、少しでも強く、深く実感していくことがテーマとなっていくでしょう。

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