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[9/1〜9/7の運勢]9月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のかに座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

脱機械化していくために

今週のかに座は、ロボット人間を脱していくための創意工夫を、きちんと生活の中に呼び戻していこうとするような星回り。

建築や都市が「人間的」でなければならないという話は、今日ではほとんど自明とされる主張ではありますが、日本を代表する建築家のひとり・槇文彦は、『記憶の形象―都市と建築との間で』という著作の中で次のように述べています。

「われわれはここで、いわゆる人間的であるということを、たんに人間に対応したスケールの確保、ゆっくりした生活のテンポ、緑と太陽、静寂、歴史の保存といった形でのみとらえてはならない。真に人間的であるということは、どのくらいその時点において人間であることが尊重されているか、ということにほかならないからである」

あなたもまた、自分にとって「人間的」であるとは、そしてそれを促してくれるようなデザインとは、どのようなものかについて改めて見直してみるといいでしょう。

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今週のしし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

言葉を選んで呼びかけて

今週のしし座は、近いようで遠く遠いようで近い親交をスーッと深めていこうとするような星回り。

『あなたなる夜雨(よさめ)の葛のあなたかな』(芝不器男)という句のごとし。

その意味で、この句のキモは遠くを見つめながら、身近な誰かに頬を寄せるような不思議な二重体験にこそあり、作者はその異様な磁場のなかで、葛の葉の裏からふと「あなた」という声を聞いていたのではないでしょうか。

あなたにおいてもまた、そうした「呼びかけの呪力」ということがテーマとなっていきそうです。

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今週のおとめ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

「たまたま」を研ぎ澄ます

今週のおとめ座は、ベタベタと、シラケのどちらかに振れていかずに、その中間くらいに踏み留まっていこうとするような星回り。

90年代半ばの村上春樹と河合隼雄の対談を収録した『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』では、それぞれの海外への移住や留学経験をもとに、日本社会ではなかなか「個人」ということを体感としてわかるということは難しいという話題が取り上げられていました。

日本社会では、政治であれ身近な人間関係であれ「個人として何かにコミットする」ということが難しい問題として残り続けてきたのではないか。ただそういう中で、河合は自身が留学先で学んできたことの中に、ベタベタでもシラケのどちらでもない、「静かなるコミットメント」というものがあるのだという話もしています。

あなたもまた、改めて思慮分別(good judgment)ということを、みずからの他者との関わり方において効かせていきたいところです。

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今週のてんびん座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

平らにしていく

今週のてんびん座は、平常心の安らかさを基準に生活を整えていこうとするような星回り。

『野分雲湧けど草刈る山平ら』(飯田蛇笏)という句のごとし。

掲句の農夫は、ただ淡々と生きることそれ自体が、嵐に対向する人間の最大の強さとして立ち上がっている。その意味で、何があっても日々の務めをやめずに続けていくことこそが、現代を心を殺さず生き延びてい上での最大のライフハックなのかも知れません。

あなたもまた、コツコツと長く続けられるような習慣作りや悪習の見直しを改めて図ってみるといいでしょう。

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