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窪塚洋介×松田龍平W主演!豊田利晃監督最新作!映画『次元を超える』完成披露試写会レポ

窪塚洋介×松田龍平のW主演で贈る、映画『次元を超える』。豊田利晃監督の渾身作が、ついに完成。Dolby Atmos®を用いた圧倒的な音響体験とともに、10月17日(金)全国公開されます。

窪塚洋介×松田龍平が魂でぶつかる——映画『次元を超える』完成披露試写会

LOCARI編集部が潜入してきました♡

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映画『次元を超える』は、「人はどこから来て、どこへ行くのか」という存在への問いを軸に描かれた壮大な人間ドラマ。
豊田利晃監督が“これが最後の映画になるかもしれない”と語るほどの渾身作です。

主演は窪塚洋介さんと松田龍平さん。長年の盟友でもある二人が、時間も空間も超えて交わる“魂の対話”を演じます。
10月6日に開催されたDolby Atmos®完成披露試写会では、キャスト陣が撮影の裏話や作品に込めた想いを語り、会場は静かな熱気と感動に包まれました。

世界中の映画祭で絶賛された『次元を超える』

行方不明になった孤高の修行者 VS 搜索する謎の暗殺者の物語

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孤高の修行者・山中狼介(窪塚洋介)は、危険な宗教家・阿闍梨(千原ジュニア)のもとで消息を絶つ。一方、暗殺者・新野風(松田龍平)は、狼介の恋人・野々花(芋生悠)に依頼され、彼を探す旅へ。やがて二人は“法螺貝の音”に導かれ、狼蘇山の洞窟で対峙する。過去から現在、そして未来を駆け巡り、日本から地球、さらに宇宙に辿り着いた、彼らが見たものとは?

舞台挨拶レポート

Q.オファー時の気持ちは?

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窪塚さん「連載シリーズがとうとう完結ということで、監督がずっとSFやりたいと言っていましたが、最後はSFなのかと。本当にやるんだ、完結するんだという想いで受けました。」

Q.脚本を読まれていかがでしたか?

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Q.脚本を読まれていかがでしたか?という質問には、2人の仲の良さが伝わる一面も。

松田さん「脚本を読んで、あの、なんだろう。実際こう、やってみないとわからないようなシーンがめちゃめちゃ多くて。
撮影を楽しみにしてたんですね。」

窪塚さん「どうなるかなっていうさ、字で書いたらさ、惑星ケルマンにどうのとかさ、宇宙船が飛んでいくとか、書くのは書けるじゃないですか。でもね、映像になるとどうなんだろうと思ったよね。」

松田さん「そうですね。」(窪塚さんのアシストをスルー!)

窪塚さん「(僕の)補助輪を捨てたんですね。(笑)」

松田さん「今回、『I'M FLASH!』や『破壊の日』と同じ役名なんです。2012年に公開された『I'M FLASH!』という映画を藤原くんとやったんですけど、その役がそのまま繋がっていて、この作品の前に何作品か、「真の風」っていう役でやってたんですけど、割とちょこちょこやってて、いつかがっつりやりたいなと思ってたんで今回の作品は嬉しかったです。」

Q.5年ぶりの松田さんとの共演は?

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窪塚さん「破壊の日以来の5年ぶりの龍平との共演でしたけれども、共演っていっても渋谷の東郷神社ですれ違っただけだもんね。なので共演っていうのは本当に今回が初めてっていう印象。役者の松田龍平と対峙するっていう楽しさを存分に味わせてもらいました。

芝居で対峙する前に、夜に別のパーティーとかで対峙しちゃうことの方が多くて(笑)もともと結構飲みの場で会ったりすることのが多かったです。

皆さん多分満場一致で,頷いていただけると思うんですけど、龍平って結構コミュ障っぽいじゃないですか?LINEとか聞けなそうじゃないですか。でも聞けるんですよ!」

「昔、その要は豊田監督と青い春やってた頃に、俺が『ピンポン』の作品やっていた同じ年に、同じ原作者の『青い春』の作品を龍平がやっていて認識した頃の松田龍平がそこに現れて対峙するっていう。

そういうエモい現象もありつつ、本当に楽しい時間を過ごさせてもらったんで、それがフィルムに,焼き付いていい味が出てるといいなと思っております。」

役柄とバカンスで焼けた窪塚さん

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松田さんからの「めちゃめちゃ黒かったですけど、なんで日焼けしたんですか?」という質問には、「焼いた方が山伏が山の外にいるんで、焼いといた方がいいのかなと。バカンスを兼ねてました(笑)」と笑顔でコメント。

千原ジュニアさんと豊田監督は、もともとお友達?!

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千原さん「監督とは、僕は10代の頃から名もない青年同士の時からの友達から始まってて。その時は監督でもなんでもなかったんで、現場で僕が『豊田』って言うと、周りの人たちが『お前、監督になんちゅう口抜け出してねえようになるな』と思って、現場では極力喋らないようにして、失礼のないようにっていう、そのあたりも大変で(笑)

皆さんもそうだと思うですけど、台本を読んで理解しきってる人間なんて、この現場に一人もおらんやろなと思って、で、俺自身も全く理解できてなくて、これ何言うてんや、こいつみたいな。台本読んで、そういうふうに思ってるやろなと。INの2〜3日前に一言、『千春ジュニアで』って言われて、『はい、わかりました』と、それでそういうふうにやればいいのねっていうのが、なんとなくわかって、やりやすく監督がしてくれました。」

ホラ貝は、スタジオに入ってから練習

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千原さん「監督から、『今度映画やんねんけど、ちょっとだけ出てくれへん?手伝ってくれへん?と言われて『いいよ』って返事した後に、台本が送られてきて見てみたら、めちゃくちゃ喋ってるから、完全に騙されたなっていう印象ですね(笑)

撮影現場は久しぶりでしたけど、知ってる人も多かったですし、皆さんに優しくしていただきました。作品に出てくるホラ貝は、スタジオに入ってから練習しました。」

監督から皆様に一言

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豊田監督「この映画、観客を宇宙の果てまでぶっ飛ばそうと思って作りました。そういう映画になってます。どうか、あまり考えるんじゃなくて、今日の映画館は立体音響で、ものすごくいい環境なんでぜひ体験してください。今日はどうもありがとうございました。」

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