今シーズンのトレンドを語る上で無視できないのが、豊富に出揃った単色アイシャドウ。多色パレットとは違う、自由な楽しみ方を林 由香里さんがレクチャー。定番ピンクブラウンに+1カラーで洒落させるテクは?
簡単に使えて、組み合わせ自在!
単色アイシャドウで秋デビュー
簡単なのにキマる、曖昧単色シャドウがカワイイ!
「今シーズンの単色シャドウは、“〇〇色”と特定しにくい曖昧カラーがトレンド。一見、ブラウンに見えてもモーブが潜んでいたり、グリーンにもピンクが隠れていたり。1色で多彩な表情が楽しめるから、ワンカラー使いはもちろん、単色を掛け合わせることでも無限の表情が叶います」(林さん)
いつものピンクブラウンEYEが見違える!
+1カラーでイマドキEYEに
愛用のアイカラーに気軽にプラスオンできるのもシングルシャドウのいいところ。トレンドカラーをポイントで加えて、ベーシックなアイメイクのアップデートを。
【定番のピンクブラウンEYE】
HOW TO MAKEUP
上まぶた全体にAを指塗りし、Bをブラシに取ってアイホールの半分程度に重ねる。AとBをチップに混ぜ取り、下まぶたの目尻側2/3にのせ、目頭側1/3にはAだけをのせる。
Aまぶたのくすみを晴らすシアーピンク。プレジール アイズ 04 ¥3850/エレガンス コスメティックス
Bにごらずに発色する黄みブラウン。ザ シングル アイシャドウ マット 013M ¥2530(ケース別売り¥440)/アディクション ビューティ
無彩色ラメで華やかに
カラーレスでありながら鮮烈に輝くラメは、ニュアンスチェンジの強い味方。目頭と眉下に置くだけで、パッと明るい表情に一変する。
HOW TO MAKEUP
中指に取り眉下の中央、黒目幅にトントンのせる。さらに小指に取り、目頭にのせたら、何もついていない薬指で軽くなじませる。眩い光沢感で透明感と輝きを宿す。
ミネラルアイバーム シルバージュエル ¥2750/エトヴォス(限定色)
深みブルーで洒落顔に
豊富な単色シャドウのラインナップの中でも一際目を引く寒色は、深みのある色を選ぶのが◎。派手になりすぎず、シックで洗練された印象に。
HOW TO MAKEUP
細チップにしっかり取り、上まぶたの黒目外側から目尻の少し先まで、しっかり発色させるようにラインを引く。のせた後はなじませず、そのままでOK。
ザ シングル アイシャドウ スパークル 016SP ¥2530(ケース別売り¥440)/アディクション ビューティ
曖昧グレーでクールに
グレイッシュなモーブは、纏うだけで旬の顔になれる注目カラー。全てを囲まずに黒目下や目頭に抜けを残すことで、クールさと女性らしさを両立。
HOW TO MAKEUP
細めのブラシに含ませ、上まぶたの黒目外側から目尻の少し先までラインを描く。下まぶたは目尻側1/3と目頭側1/3にだけ色を入れ、黒目下は抜くのがポイント。
ケイト ザ アイカラー 071 ¥715(編集部調べ)/カネボウ化粧品
MAQUIA 11月号