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「推し活疲れ」楽しいはずなのに“もやもや”しちゃう…対処法を専門家がアドバイス!

お金、人間関係、推しや運営に対しての割り切れない思い……。推し活にまつわるもやもやとのつきあい方を、プロフェッショナルに伺いました!

マネーのもやもやに…

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収入が支出を上回っている“プラマイゼロ以上”の状態なら合格点。余裕があれば、プラスαの工夫もしてみて。

《対処法1》まずはアプリをダウンロードして収支を可視化

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「まずは推し活代はもちろん、そのほかも含めた自分の支出と入ってくるお金の可視化を。マネーフォワード MEなど家計管理系アプリが便利。使ったお金より収入が上回っていれば、健全な範囲で推し活ができていますし、支出が多い場合は節約すべき部分もわかります」(横川さん)

《対処法2》貯金用口座を作って、余剰資金をためる

「アプリで年間や月ごとの収支のバランスが把握できたら、何かのときのための貯金口座を作りましょう。この口座でためるお金は推し活に使ってもいいですし、そのほか、生活の中で急な出費の備えにも。『余剰資金がある』と思えるだけで、心がだいぶ安定します」(横川さん)

《対処法3》フリマアプリでいらないグッズを売る、キャッシュレス化でポイ活をはじめる…。財テクで手持ちを増やそう

「年間の収支がプラスマイナスゼロの状態は避けたいもの。不要品はフリマアプリで売る、スマホ決済やカード払いでポイントをためるなど、日常の中でお金を増やして。ためたポイントでライブ用の服を買ったりと、手持ちのお金を減らさず推し活を楽しむ工夫を」(横川さん)

人間関係のもやもやに…

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気持ちが行き場をなくしたら、一人で抱え込まずに外に吐き出す工夫を。小さな一歩が心を軽くするきっかけに。

《対処法1》ノートにありのままの気持ちを書き起こして、外在化させよう

「推し活にかかわらず、人づきあいでもやもやする場合は、紙のノートに今の気持ちを書き出してみましょう。秘めていた感情を外在化させ、さらに客観的に読み直すことで、自分の心の揺れ方や、人とつきあうときの特徴がわかり、心の回復の一助となります」(みたらしさん)

《対処法2》コミュニティ=依存先はできるだけたくさんつくろう!

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「自分にも心地よい人づきあいの仕方があるように、ほかの人にも、その人ならではのクセがあります。もし『つきあい方が違うかも?』と思ったら、我慢はしないで。そして、ひとつの場に依存しすぎないこと。複数のコミュニティを持つと気持ちも軽くなります」(みたらしさん)

《対処法3》どうしようもない気持ちはプロに頼るのも手。気軽にカウンセリングへ

「もやもやが晴れない人は、臨床心理士や公認心理師がいるカウンセリングルームを利用して。悩みがないと通えないと思われがちですが、そんなことはありません。推し活仲間の前では言いづらい話題や、推しへの気持ちを吐露する場として使ってもいいんです」(みたらしさん)

推し本人&運営のもやもやに…

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この悩みは一人で解決できないことがほとんど。不調のサインを知り、ときには公的機関へ相談するなど多角的な対処を。

《対処法1》推し活をしてきた自分を否定しない

「推しの結婚、活動休止、引退などは、どうしようもできません。気持ちが揺れるとは思いますが、推しには推しの、自分には自分の人生があると考えて。いい意味で心の境界線を引き、これまで推し活をしてきたことを否定せずに、自分を受け入れてあげましょう」(みたらしさん)

《対処法2》社会的に問題を感じる運営スタイルは、公的機関へ相談してみる

「チケットやグッズの販売の仕方や価格設定などで、『これはさすがにおかしいな?』と思うことがあれば、運営に疑問の声を上げてもいいと思います。また消費生活センターなどに相談する方法も。公的機関を頼ることで、解決策が得られるかもしれません」(みたらしさん)

《対処法3》頭痛、脱毛、体のかゆみ… 心の不調は体にも出る。のめりこみそうなときのサインを知っておこう

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