3.東京都・東京大神宮
良縁を願う人々で常に賑わう「東京のお伊勢さま」
千代田区にある東京大神宮は、東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治13年(1880年)に創建され、「東京のお伊勢さま」として親しまれています。また、現在広く行われている神前結婚式は、東京大神宮から始まったもので、今も神前において伝統的な結婚の儀式が守り伝えられています。このような歴史のある東京大神宮は、縁結びのご利益で全国的に有名です。
伊勢神宮の神々や、「むすび」の働きを持つ造化の三神を祀っていることから、縁結びのご利益があることで知られ、1年を通して良縁を願う人々の参拝が絶えません。恋愛や結婚だけでなく、仕事との出会いや対人関係などの良縁を願う人にも人気。縁結びのお守りも多数用意されています。
願いが成就するよう祈願してもらえる「願い文」
願い文 ¥500
「願い文」は、願いごとや神さまへの感謝の気持ちなどを綴って、紐を結んで封をして納めると、願いが成就するよう祈願してもらえます。
“縁結び”を願うなら人気の「縁結び鈴蘭守」を
縁結び鈴蘭守¥800
“幸福が訪れる”という花言葉を持つ鈴蘭の純白の花をかたどった「縁結び鈴蘭守」。縁結びのお守りの中でも特に人気です。
4.奈良県・天河大辨財天社
音楽と芸能の神様、ご縁を結ぶ女神様として信仰を集める
奈良県・吉野のさらに奥、山深い天川村にあるのが天河大辨財天社。古くから「音楽と芸能の神様」「ご縁を結ぶ女神様」として信仰を集めてきました。祀られているのは弁財天。琵琶を携えるその姿は、音を通して人の心や運命を整える存在とされています。
音楽と芸能の神様とあって、ミュージシャンや芸能人の参拝者が多数。また、恋愛に限らず、新しい出会いや転機のタイミングを整えてくれる“道開き”に強い神社としても人気です。
澄んだ音に心身が清められるとされる「五十鈴守り」
五十鈴守 金・銀(根付け)(真鍮製) 各¥3000
神社の象徴とも言えるのが、正式な神事でも鳴らされる“五十鈴”。五十鈴の音が響くと、場が一気に清らかになると言われており、五十鈴を小さく持ち歩けるようにした「五十鈴守」が人気。
五十の神々が内包されているという、3つの鈴が連なった形の「五十鈴守」。 3つの鈴は「いくむすび」「たるむすび」「たまずめむすび」という魂の進化にとって重要な魂の状態を表しており、この鈴の音を聞くと、心身が深く清められるといわれています。
標高の高い静かな山里にあるので、気分転換をしたいときや、頭をクリアにしたいときに訪れるのにもおすすめです。
5.三重県・神明神社(石神さん)
女性の願いをひとつだけ叶えてくれるご利益が有名
三重県、志摩半島の東側、相差(おうさつ)町の閑静な森の中にたたずむ神明神社内にあるのが、“石神さん”の名前で知られる石神社。神明神社は、海女の里として知られる相差町の氏神様であり、日本の最高神である天照大神が主祭神として祀られ、現在は二十六柱の神々が祀られています。その中にある“石神さん”は、女性の願いをひとつ叶えてくれるご利益で全国的に有名。
石神さんの御祭神は、海の神・綿津見神(わたつみのかみ)の娘である玉依姫命。古くから海で働く女性の守護神とされ、“石神さん”は海女たちが「無事に帰れますように」と祈り続けた場所で、その信仰は今も受け継がれています。