願い事を書いて願い箱に入れる参拝法
ピンクの祈願用紙に願いごとをひとつだけ書いて、鈴を鳴らし、願い箱に入れるという参拝法は石神さんならでは。
海女さんたちに親しまれてきた魔除け守り
御守り ¥1100
石神さんの御守りには、海女たちが海に入る際に魔除けとして身につけてきたドーマン(格子状。魔物の入る隙がないという意味)と、セーマン(星形。潜っても必ず浮上できるという意味)の模様が裏に描かれています。
伊勢出身のマラソンランナー野口みずきさんがアテネオリンピックで「石神さん御守り」を持って走って金メダルを獲得したことから、お守りも一躍人気に。願いが叶い、お礼参りに訪れる人も多数。ここぞという願いを叶えたいときに足を運んでみて。
6.群馬県・赤城神社
赤城山・大沼湖畔に建つ、女性の願いを受け止める神社
群馬県・赤城山の大沼に面して建つ朱塗りが美しい赤城神社。湖に伸びる朱塗りの橋や、朱色の社殿が美しく印象的。赤城山と湖の神様である赤城姫(赤城大明神)を主祭神とし、この女神様に願うと必ず叶えられると言われ、女性に人気の高いスポットです。
恋愛成就や良縁祈願のほか、仕事での前進、対人関係の改善、美容・魅了アップなどのご利益もあると言われています。赤城神社には古代から続く「納鏡」という神事があり、千面以上の銅鏡が奉納されています。昔、銅鏡に様々な願いを託し、神様に奉納したのが中世に広がり、女性の宝物である鏡を神様に捧げ、願をかけたといわれています。
女性の願いを叶えるよう祈願された「姫守り」
姫守り ¥1000
「姫守り」は、さまざまな災難から護り、願いを叶えるよう祈願されたお守り。ほかに、美しい心と姿をそなえた子供が授かると伝わる「安産美人祈願」、赤城山の星空に願いを託す「願い叶う守り」なども。参拝後は、大沼湖畔の散策が楽しめるのも魅力です。
取材・文/和田美穂 構成/福島美歩(MAQUIA)