夫婦ともに料理をするため、使いやすさも欠かせないポイント。キッチンの背面には、サイズを合わせて選んだ収納棚を設置し、日常の使いやすさと見た目の美しさを両立させています。
また、キッチンスペースは植物の水やりも兼ねています。植物たちは個性的な鉢に植えられており、毎日の水やりを楽しみながらキッチンに彩りを添えています。
各壁面には、無印の棚を取り付け、見た目と使いやすいキッチンを両立されていました。
さらにカトラリーの収納にもユニークな工夫が。植木鉢をカトラリー収納として活用。
その下には木口木版の版木として使用していた桜の木を、カトラリー置きとして使っています。独特な雰囲気を演出しています。
キッチン全体を統一感のあるカラーとテイストでまとめつつ、使いやすさも追求し、日々の暮らしを豊かにしてくれていました。
暮らしに馴染むアイテム選びのコツ
kajikoさんは、新しいものを選ぶとき「自宅の空間に馴染むか」を大切にしています。
「作家ものや一点もの、ヴィンテージアイテムなど、自分が心惹かれるものを選びますが、購入前には必ず置き場所をイメージします。特に大型家具はミリ単位で測って入念に計画を立てていますね」
一方、旅先で出会った小物は「一期一会」を大切に、フィーリング重視で購入。
「気に入ったものは直感的に家に迎え入れます。自分が好きなもの同士は、基本的に相性が良いと信じています」と笑います。
また、新しいものを一つ増やす場合は、必ず何か一つを手放すというマイルールを設けているそう。
「理想はシンプルで丁寧な暮らしなので、なるべく物が増えすぎないようバランスを保っています。少しずつ暮らしを整えながら、好きを楽しんでいます」
過去にはサイズ感やイメージが合わず、一瞬失敗したかと思ったアイテムもあったそうですが、それでも無理やり空間に馴染ませたり、他のものを動かして調整するなど工夫を凝らしています。
こうした試行錯誤も楽しみの一つ。「失敗を失敗で終わらせないようにしています」と語るkajikoさんのアイテム選びには、自分の好きなものへの深い愛情と責任感が感じられます。
現在の住まいはあと1年ほどで退去予定。次に住む一軒家はスキップフロアを取り入れたこだわりの空間になるそう。
「今のお気に入り家具をベースにしつつ、新たなインテリアの配置やテイストも取り入れていきたいです。欲しいソファもあるんですが、家が落ち着いてからの楽しみにしています」
好きを追求しつつ、ゆっくりと暮らしを整えていく。そんなkajikoさんの住まいには、豊かな日常のヒントが詰まっていました。
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text & photo : Tsubottle