長時間パソコンに向かって同じ姿勢を取り続けるのは、肩や首の慢性的な凝りの原因になる。肩や腰が、同じ筋肉だけを使い続けて硬直してしまうからだ。忙しくてデスクから離れられない時期は、自宅でゆっくり「子犬のポーズ」でストレッチをしよう。
LIZ ARCH
胸部と肩のストレッチを深めたい場合
(Photo by JEFF NELSON)
左右の肘をそれぞれブロックの上にのせてみよう。四つん這いになったら、ブロックを腰幅に離して手のすぐ前におく。ブロックの上に肘を片方ずつのせる。手のひらを前方で合わせる。合わせた手のひらを頭の後ろに動かし、うなじのほうに向ける。首に違和感を感じたら、もう1つブロックを用意して額の下におく(写真には写っていない)。
首の筋肉を強化したい場合
(Photo by JEFF NELSON)
あごを床に下ろす。こうすると喉の前面が広がり、首の背面の伸筋が強化される。首をピンと張らないよう注意すること。あごは上腕の間にそっと下ろして、大きな圧力がかからないようにする(違和感を感じたらあごを 戻すこと)。首にけがをしていたら、このバリエーションは避けよう。
積極的にプロップスを活用しよう
(Photo by PIXTA)