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夏でもとけないふわっとサクッ感! 手土産に人気の「コロンバン」の「焼きショコラ」/人気店の定番スイーツ vol.7

グルメ

「コロンバン」の創業者・門倉國輝(かどくらくにてる)氏は、1915年に宮内省より「大膳寮員」を拝命し、天皇や皇族のためにお菓子を作る職務に就いた人物です。1921年に渡仏し、パリの一流菓子店「コロンバン」に日本人として初めて入社。その技術を認められ日本での店名の使用許可を得て、帰国後、1924年に「コロンバン」を創業。洋菓子業界唯一の宮内省御用達店として現在に至ります。

長年愛される「定番」スイーツをご紹介する連載、第7回は、原宿に本店のある老舗「コロンバン」の「焼きショコラ」です。

宮内庁御用達の洋菓子店「コロンバン」の歴史

「コロンバン」の創業者・門倉國輝(かどくらくにてる)氏は、1915年に宮内省より「大膳寮員」を拝命し、天皇や皇族のためにお菓子を作る職務に就いた人物です。1921年に渡仏し、パリの一流菓子店「コロンバン」に日本人として初めて入社。その技術を認められ日本での店名の使用許可を得て、帰国後、1924年に「コロンバン」を創業。洋菓子業界唯一の宮内省御用達店として現在に至ります。

そんな「コロンバン」には、「原宿焼きショコラ」という人気商品があります。2010年7月に東京エリア限定商品として発売開始以来、東京土産として注目され、ロングセラー品の一つとして浸透してきました。

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夏でもとけないホロッ&サクサクの軽やかな「焼きショコラ」

当時、「コロンバン」では、お土産菓子のヒット商品を開発しようと模索していました。チョコレート菓子は人気があるものの、夏はとけてしまうため販売しにくいという課題を解決しようと挑戦。試行錯誤を重ねて作ったお菓子が、この「焼きショコラ」シリーズなのです。

独自の製法により、「ふわふわ」「サクサク」食感を実現。たとえば「原宿焼きショコラ」は、軽やかでホロッとしたエアインチョコにクランチを混ぜて焼き上げているそう。夏でもとけずに持ち歩きしやすく、カカオマスの配合比をあげたビターな味わいとコクのある風味で、1粒で食べ応えのあるチョコレート菓子に仕上げています。

ベルギーの団体が評価を行っている「モンドセレクション」に出品した2011年〜2013年にも、3年連続で金賞を受賞しました。

限定品も色々! 「焼きショコラ」のバリエーション

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その後、関西地域限定の「京都 抹茶の焼きショコラ」や、東北地域限定の「仙台のいちご焼きショコラ」、などエリア限定販売品も続々と登場。各地のお土産品として人気を博しています。

「コロンバン」のオンラインショップで購入できる品も幾つかあり、定番の「原宿焼きショコラ」以外に、春夏にぴったりの「八女茶の抹茶焼きショコラ」は、 日本有数の高級茶として知られる福岡・八女茶の抹茶を使用。慶応元年(1865年)創業という八女最古の製茶問屋「許斐本家このみ園」の八女抹茶が練り込まれていて、上質な抹茶ならではのほのかな甘さとほろ苦さが楽しめます。お茶との相性も抜群のサクサクのライスパフ入りです。

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「苺の焼きショコラ」には、爽やかな甘みの「とちおとめ」と、メリハリのある酸味と真っ赤な果肉が特徴のヨーロッパ産「センガセンガナ」の2種類の苺を使用。ライスパフに加え、フリーズドライの苺も混ぜ込まれていて、ふんわりサクサク、粒々の甘酸っぱさがアクセントとなっています。

他にも様々な地域限定品がありますので、気になる方は「コロンバン」の公式ホームページでご覧ください。

原宿本店はサロン併設で、ゆったりと過ごせる空間。建物の屋上で行っている養蜂で採れた蜂蜜を使ったロールケーキやプリンも人気です。ぜひ訪ねてみてください!

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