「頭がいい人」とは、どんな人のことでしょうか? この記事では、頭がいい人に共通する特徴や仕事のやり方、恋愛傾向、そして頭がいい人になる方法について、心理コーディネーターの織田隼人さんに解説してもらいました。
織田隼人(心理コーディネーター)
頭がいい人はさまざまなことをうまくこなし、また、まわりからも評価されます。
どんな人が頭がよいといわれるのかを見ていきましょう。
「頭がいい人」ってどういう人?
「頭がいい人」というのは、自分の評価ではなくまわりの評価で判断されます。
たとえば、勉強ができても要領が悪いようであれば、頭がいい人という評価はつかないことも多いです。
頭がいいという評価は、まわりの人が「自分よりもうまく世の中をまわしている」と感じたときにされるものであるといえます。
「頭がいい人」の特徴
頭のいい人は、「知識」があり、その知識を「活用」でき、またさらにその状態を「まわりに受け入れられる」人であるといえます。
この3つがうまく組み合わさっていると、頭がいいという評価を得られやすいです。
知識欲が高く、好奇心が旺盛
頭がいい人は知識を持っていること、また知らない知識に対しても貪欲に仕入れていこうとする傾向があります。
「もっと知りたい」と考えるからこそ知識が増えて、その人の武器になっていきます。
結果、人よりもたくさんのことを知っているので、「あの人はいろんなことを知っているね」という評価から頭がいいといわれます。
とっさの機転が利く
知識や経験の活用が上手な人が、頭のいい人といわれやすいです。
ちょっとした会話の中で機転の利いた返しができたり、誰かが困っていたときにすっといい解決方法を提示したりできると、頭がいいという評価につながります。
知識を持っているだけではなく、知識の活用がうまいからこそ「頭がいい」といわれます。
企画力、アイデア力、実践力がある
人の思いつかないようなプランを立てることができたり、柔軟な発想で物事を考えることができたりする人も頭がいいといわれます。
人が思いつかないような発想は、さまざまな知識を理解した上で自分の中で再構築しているからこそできることです。
深いところでさまざまな知識がその人の頭の中でつながっているので、いい企画を立てることができ、その企画によってまわりの人に新たな気づきを与えることができます。
結果、頭がいいといわれます。
納得させるのが上手
頭がいいというのは、まわりの人の評価があってはじめて頭がいいといわれます。
自分の意見を言ったときに、相手がその意見に賛同するような言い方をします。
ただ正しいと思ったことを言うのではなく、相手に受け入れられるような伝え方をします。
場合によっては、自分のプラン自体を隠して相手をうまく誘導して、相手が思いついたかのように巧みに仕掛ける場合もあります。
結果、相手が納得して意見を取り入れ、そして実際に物事が動き出すようになります。