無料の会員登録をすると
お気に入りができます

ブラウンオタクが教える「ベストブラウンコスメ」

メイク

コスメを偏愛する「コスメオタク」が増えている。中でもTwitterの「コスメ垢」は、よりディープな情報発信の場として話題。この連載では、ライターひらりささんがいま気になるTwitterコスメ垢にインタビュー。彼女たちのおすすめアイテムや美容愛、さらには人生までをも覗き見ます。

ひらりさ

「いい子」をやめたら、ファンが増えた

——ぞのさんがTwitterやブログで発信するときの文面で心がけていることはありますか?

質問されても答えないようにしているのは「肌荒れましたか?」「唇よわいんですけどどうですか?」といったものですね。「私は唇がむけました」と答えたら、みんなに合わないのかと思われちゃうし、「全然だいじょうぶ」って答えて、その人はめちゃくちゃ荒れましたってこともあるだろうし。色と質感しか言わないようにしています。

——「PRとステマについて」のブログエントリを読んでも思いましたが、ぞのさんってすごく誠実な方ですよね。

「まっすぐだよね」とは言われることが多いかもしれません。

更新しました〜!いち個人の意見ですので参考まで間にどうぞ!https://t.co/NEsj4p00To

https://t.co/NEsj4p00To

——ぞのさんが今、Twitterで支持されているのは、どうしてだと思いますか?

自分の素を出せるようになってから、フォロワーさんが増えたんじゃないかな。最初は「いい子」でツイートしてたんです。みんなの求めるものに答えて、ちゃんと敬語を使って。

アンチに対しても丁寧に対応してきたんですが、いろいろ面倒なDMを送られるようになったとき「やかましいな」とツイートしたことで、吹っ切れたのかも。そこから自分を出せるようになって、「その性格が好きです」と言ってくれる人も増えました。

コスメについて発信できるだけでなくて、私を好きになってもらえるのがうれしくて、ツイキャスとかもやるようになりました。メイクの強さに反して根暗なので、「そういう感じだったんだ」「もっとギャルギャルしてると思ってた」とか言われることもありますけど(笑)。

——このコスメ欲はまだまだ続くと思いますか?

女性らしくいたいという意識を失わない限りは続くんじゃないかな。自分がコスメを楽しむだけじゃなくて、作る側にまわれたら楽しいのではないかと思って、ちょっとずつ勉強もしています。

——ぞのさんにとって、メイクをする意味はどこにありますか?

自分を強くするためにやっているんでしょうね。過去に「ブス」って言われた苦い思い出があるからこそ、「鎧」のようなイメージでメイクをしているところはあります。

フォロワーさんの中にも、いるんですよ。女の子らしくいるのが恥ずかしいけど化粧が好きって人が。そういう人に自信を持ってほしいし、世間ウケを狙わずに自分の好きなものを使っていいんだよ、と発信していきたいです。

コスメ垢「ぞの」さんの履歴書

picture

「コスメ垢の履歴書」バックナンバー

「時短メイク」は激務から生まれた。外資系OLぱぴこさんの場合
「モテメイク」はもうやめた。白井瑶さんの場合
コスメに人生を救われた。人権さんの場合

もっと読みたい方はこちらから

こちらから

(取材・文:ひらりさ、編集:高橋千里/マイナビウーマン編集部)

※コスメの写真はすべて本人私物です

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ