2. 相槌
適度な相槌は「あなたの話を聞いています」というアピールになります。
「聞いてくれている」という安心感があるかないかは、「話しやすさ」に大きな影響を与えます。
無反応だったり、明らかに聞いてないような「ふ~ん」といった相槌だったりすると、話している人の心が折れます。
3. 相手への興味
人間は自分へ興味を示してくれる人に好感を抱きます。
話しやすい人は、質問することで話を深堀りしたり、会話の内容を記憶して次のきっかけにしたりしています。
反対に、テンポを考えずに自分の話しばかりするのはもちろん、ずっと黙っていて質問をしないという態度は「話しづらい人」でしかありません。
4. 見た目の印象(服装)
TPOに合わせた清潔感のある服装も「話しやすさ」に影響します。
オフィスなのに派手な柄物を着ているなどといった極端な人よりも、シンプルで定番のスーツを着ている「普通の人」が話しやすいと思うのは、想像にたやすいです。
近寄りがたさは、話しにくさとほぼイコールです。
5. 説明能力
いつも機嫌がよく、笑顔を振りまける人はそういません。
誰でも「今は無理!」と対応できないときがあります。
ただし、イライラしながら適当にあしらうか、「今は余裕がないから無理だけど、1時間後なら大丈夫」というように、理由と代替案を提示できるかでは、天と地ほどの差があります。
断ってもフォローすれば、「話しづらい人」にはなりません。
話しやすい人になるためには、自分から!
いったんまとめます。
話しやすい人:話すときに安心感があり、フランクに気兼ねなく話すことができる人
話しづらい人:話すときに緊張感や不安感といったストレスを感じる人
「話しやすい人」になるために必要なことは、人に対してオープンマインドで接することです。
自分から「私はこの場を楽しもうとしています。あなたに興味があります」ということを、表情や言葉など多方面から示していくということです。
「そうはいっても、いきなり話しかけるのはハードルが高いし、笑顔で話すのも苦手……」と悩む人は、まず「挨拶」を実施してください。