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マツコ、電話を取らない新入社員に嘆き「電話にも出れないヤツに何させよう」

ライフスタイル

『5時に夢中』で「電話を取らない新入社員」が増加している現状に向けてマツコ・デラックスが持論を展開した…

会社で「固定電話にかかってきた電話を取らない新入社員」が増えているという。13日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)でマツコ・デラックスと株式トレーダー・若林史江氏が同問題に言及し、大きな反響が起きている。

■失敗を恐れる若者

ネット掲示板で「頑なに電話を取らない新入社員に電話を取らせる方法」を急募するスレッドが立ったと紹介した『夕刊フジ』の記事を番組は取り上げた。

掲示板の投稿者によると「なぜ取らないのか」詰め寄っても、新入社員は生返事で謝罪するばかりで理由を言わないそう。

同記事では「家に固定電話がない人が多く、スマホで育った世代なので電話の出方がわからない」と分析。「今の若者は失敗を恐れる。失敗するくらいなら出ないほうがいいと考える」と指摘した。

■マツコ、若林氏が熱弁

この記事を受け、若林氏は携帯のなかった昔の家庭では「親に代わって固定電話に出る『大人びた行動』への憧れがあった」と振り返りながら、「そこでコミュニケーションを勉強したけど、それが今必要かと言えばいらないかも」と電話に出ない風潮を考える。

マツコは「出れる人が出ればいい」など新時代を理解しようと努力していると前置きしたうえで、そこまで仕事のない新入社員に「『お前がでろよ』って言いたい」と本音を吐露。同時に「けど、そんな時代じゃない」と嘆く。

若林氏は「仕方がない、ってするんじゃなくて若い子には教え込むべき」とし、上司だったら電話に出るように指示すると明かす。

マツコは「そこから教え込むのは大変。そんな熱血教師みたいなことしてらんないから、電話にも出れないやつに何させようって他にできることを探す」と持論を展開した。

■視聴者の感想は?

多くの先輩・上司が頭を悩ませる「新入社員が電話に出ない」問題。マツコと若林氏の議論に多くの視聴者も反応している。

■5割が「周りに社会人失格者いる」

しらべぇ編集部で全国10~60代の働いたことがある男女1,514名を対象に調査したところ、全体の47.6%が「周りに『社会人失格だな』と思う人がいる」と回答している。

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会社にかかってきた電話を率先して取るのは社会人にとって当たり前。外部とのやり取りを覚えたり、仕事関係者との接点を持つなど重要な意味があるため、特に新入社員にとって大切な仕事と言えよう。

時代の流れで「無理強いはできない」とはいえ、「社会人失格」の烙印を押されないためにも、新入社員にとって必要と考える人が多いのは当然かも知れない。

(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)

サバマサシ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の働いたことがある男女1514名 (有効回答数)

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