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カリフォルニアスタイルの家アウトドアライフを楽しむ海沿いのサーフハウス

インテリア

DIYでコストカットも
箱自体の魅力に加え、驚くのは至るところをDIYで創り上げたということ。
「外壁は1枚1枚、施工の前に自分たちで色を塗ったんです。庭のピザ窯も設計図をもらってDIYで造りました。完成して入居してからも1年くらいは、何かしら作業をしていましたね」。
家の南側と北側にあるウッドデッキも、紀行さんの会社の社員の力を借りてDIY。
「コストカットできるところはなるべくしたかったんです。ドア1枚も吟味しました」。
もともとインテリア好きだったという麻里奈さん。色んなショップを回ったり、サイトで調べたりしてはディスプレイを考えたそう。
「ノブひとつを見つけるのに、東京中を探しまわりましたよ(笑)」。
コストカットを実現する一方、こだわったのはバスルーム。シャワーブースのあるホテルのような贅沢な空間は、爽やかなトーンのタイル貼りが美しい。
「海から戻って外シャワーをあび、直行できるよう外から入れるドアも設けました。狭いところに籠るのは嫌なので、ゆったりできる空間にしたかったんです」。
夜は麻里奈さんが取り付けたディスプレイ棚のキャンドルを灯して、ゆっくりとお風呂に浸かる時間が疲れを癒してくれる。
「やっと少し落ち着いて、カフェに行ったり、お散歩をしたりして楽しむようになりました。春先には庭に自生するフキノトウを天ぷらにして食べたり、ピザパーティーを開いたり。ここでの暮らしを満喫しています。地元意識も芽生えてきて、もうここから離れられないと思いますね」。

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2階にあるオープンなセカンドリビングは、ゲストルームにも活用。いずれは仕切って子供部屋にすることもできる。

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ベッドルームは落ち着けるようヨーロッパ風に。開口も控えめにした。ベッドサイドの照明など、海外のサイトで見つけて購入。壁は淡い水色にDIYで塗装した。

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6畳あるウォークインクローゼットも海外サイトを参考に。棚の引出しはIKEAで調達し、それに合わせて棚を作ってもらってコストカット。

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外から入ってこられるドアも設けたバスルーム。左手にはシャワーブースがある。

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江ノ電がすぐそばを走るウッドデッキには屋外バスタブも。緑に包まれて入浴を楽しめる。

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どうしても使いたかったシンクは、イギリスに住む叔母さんにわざわざ送ってもらった英国製。鏡はIKEAのものにロープをかけてアレンジした。

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玄関からリビングに入るドアの文字は、ネットで探したサインペインティングのアーティストに描いてもらったもの。バスルームのドアにもペイント。

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玄関は、TVで見たカリフォルニアスタイルの家をモデルに。足場板に様々なカラーをかすれた感じに塗って、モザイクのようにあしらった。カゴはアフリカから取り寄せたもの。

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現在3カ月の長男と、湘南での暮らしを満喫する池田紀行さんと麻里奈さん。貸しスタジオHOHHOHOUSEも営む。

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