片思い中、男性がどんなことを考えているか気になりませんか? 会えない時間に抱いている気持ちや、本命女性だけに見せる言動とは? 男女差恋愛学の高田机上さんに「片思い中の男性心理」を解説してもらいました。
高田机上(男女差恋愛学)
こんにちは、男女差恋愛学の高田机上です。
私は日ごろ、ブログで男女差の謎に迫っています。
今回のテーマは「片思い中の男性心理について」です。片思い中の男性はどんなことを考えているのでしょうか? 女性が知らない、男性の本心を紐解いていきます。
男性が片思いを自覚する瞬間とは?
男性が片思いを自覚するのは、
・相手のことばかり考えてしまう
・会ったときにドキドキする
・離れるのが寂しいと感じる
・ほかの男性と話しているのが嫌だ
といった感情に気づいたときです。これらは女性とあまり変わらないはずです。
ちなみに、男性は女性を外見中心で好きになるので、第一印象で「好き候補」になるかどうかが決まります。その割合は同世代女性の3割ぐらいです。
そのなかで好きになるのは、候補のなかで一番「外見がいい女性」ではなく、一番「自分と付き合ってくれそうな女性」です。男性は下記のような脈ありサインで「付き合ってくれそう」と感じます。
・相手からあいさつしてくれた
・笑顔で接してくれた
・気遣いがあった
・趣味の話をしてくれた
・心的距離の近さを感じた
男性は「相手が自分に対して心を許してくれている」と感じるほど付き合えそうだと感じる生き物。恐ろしいことに、女性にそのつもりがないのに勘ちがいしていることもあります。
片思い中の男性の「好き」が増す瞬間とは?
では、その「好き」は、どんな瞬間に増すのか。以下のようなポイントが挙げられます。
・アプローチを喜んでくれたとき
・自分を応援、尊敬してくれたとき
・女性側から心的距離を縮めてくれたとき
・相談に乗ってくれるなど対応に誠意を感じたとき
・やさしくしてくれたとき
・自分に気があるかもと思ったとき
・かわいい服やセクシーな服の姿を見たとき
女性の場合と違うのは、「相手からのアプローチがうれしかった」よりも「自分のアプローチを喜んでくれた」ほうがうれしい点です。女性からのアプローチがあっても、自分のアプローチを喜んでくれないと自信が持てず、男性の気持ちは進展しません。
「結婚したらうまくいきそう」も好きが増すポイント
相手と結婚したらうまくいきそうだと感じたときにも「好き」が増します。
家庭的な面を知ったとき。金銭感覚がしっかりしていたとき。自分を男性として立ててくれたとき。男性は付き合う時点では結婚のことをあまり意識していませんが、「理想の結婚相手像」に近い要素を相手が持っていれば「好き」が増していくのです。
ちなみに、筆者は妻と同じアルバイト先で出会いました。
好きになったときを思い返すと、自分のボケにツッコんでくれたとき、「あ、この女性と会話するのが楽しい」「笑いのストライクゾーンが近い」と感じて「好き候補」から「付き合ってくれそうか」に変わりました。
彼女に作家を目指していることを打ち明け、応援してもらえたときには「付き合ってほしい」「完全に好き」と思うまでに至ったのです。
片思い中「男性の頭の中」はどうなっている?
片思い中の男性がどんなことを考えているのかを探るには、恋愛したときの「男女の温度差」がカギとなります。筆者がこれまでの恋愛経験から考えた、以下の表をもとに紐解いていきましょう。
好きな人ができたときの意識割合
※女性の「仕事」の割合は人によります
女性の自己実現は恋愛中心。ですが、男性の自己実現は仕事中心です。
つまり恋愛に対する意欲がはじめから女性より低いということ。それに加えて、男性は並行作業が苦手。仕事中に恋愛のことはほとんど考えません。