「カプレーゼ」は、イタリア南部の伝統的なサラダで、モッツァレッラチーズとトマトを塩こしょうとオリーブオイルでいただきます。
こちらのお店では、北海道産のモッツァレッラと静岡産の高糖度なブランドトマト「アメーラ」を使用。モチモチのチーズと甘いトマトの組み合わせがたまりません!
「モルタデッラ」は、イタリア北部の都市・ボローニャで古くからつくられているハムで、日本では「ボローニャハム」ともいわれています。やわらかな食感でほどよい塩気。
添えられている棒状のものは「グリッシーニ」というクラッカーのような伝統料理で、イタリアではハムを巻き付けて食べることが多いそうです。
(3)季節野菜のズッパ
ズッパとは、イタリア語で「スープ」のこと。この日は「そら豆のズッパ」で、裏ごししたそら豆に生クリームと牛乳をあわせ、塩こしょうなどで味を調えているとのこと。口に入れたとたん、そら豆の爽やかな香りが鼻に抜けていきます。
(4)プリモ
「プリモ」は正式には「プリモ・ピアット」といい、日本語で「一番目のお皿」という意味。「ここから本格的な料理が始まります」ということを表しており、パスタやリゾットなど、炭水化物が主体の料理が出されるのが一般的です。
「アニバーサリーコース」では、上の写真の「魔法のPizza」のほか、「イベリコ豚のポルチーニクリーム タリアテッレ」「ワタリガニのトマトクリーム」「アワビとボッタルガのビアンコ リングイネ」の4種類から選ぶことができます。
ここで、全力でオススメするのが2名以上から注文可能の「魔法のPizza」。1日限定3食の人気メニューで、プロジェクションマッピングと連動した特別な演出が用意されているんです!
店内の照明が落とされ、クロッシュ(料理にかぶせる銀色のふた)がのった脚つきのプレートが運ばれてきて・・・
なんと、そこに着火!四方の壁には燃え上がる炎の映像が投影されています。ホール全体がピザ窯に見立てられており、魔法でピザを完成させるという設定だそうです。
そしてクロッシュを持ち上げると、煙とともに・・・
「魔法のPizza」が登場!つい歓声をあげてしまいました!!煙は桜チップによるもので、演出だけでなく、ピザに香りづけする役割もあるそうです。
生地は北海道産の小麦をベースに、イタリア産の小麦を3種類ブレンド。その上にイタリア産「モッツァレッラ」「ゴルゴンゾーラ」「タレッジョ」「パルミジャーノ・レッジャーノ」のほか、北海道産「クリームチーズ」の計5種類のチーズを贅沢にトッピング。それをイタリアから輸入した石窯で、約60~90秒焼くことで軽い味わいに仕上げているそうです。サクサク&とろ~りで、チーズ好き女子にはたまらない一品!
コースメニューはこれで半分。後半も、とっても豪華な料理が待っています!
自家製スイーツの「ドルチェプレート」とプロジェクションマッピングの融合に感動!
(5)オマール海老のロースト
5品目は、オマール海老(ロブスター)の焼き物。ブランデーでフランベしたあとオーブンで蒸し焼きにすることで、香ばしくもふっくらした食感に仕上がっています。バジルとニンニク風味のジュノベーゼソースが、さらにオマール海老の旨みを引き立てています!
(6)グラニテ
ここで登場するのが、口直しの「グラニテ」。シャーベットのような氷菓子で、こちらはレモン風味でさっぱりした味わい。一息ついて、後半戦への準備はバッチリ!
(7)ロッシーニ
さあ、次はいよいよメインの肉料理です!ご存知の方も多いと思いますが、「ロッシーニ」はイタリアの作曲家、ジョアキーノ・ロッシーニから名づけられた料理で、彼が「牛フィレ肉」「フォアグラ」「トリュフ」の組み合わせを好んだことに由来します。
こちらの「ロッシーニ」は、国産の牛フィレ肉とフォアグラの二段重ね。その上から、アッシェ(みじん切りしたトリュフ)をたっぷり使ってつくる「ペリグソース」がかけられています。