幸せを感じる「出来事」を、自分にプレゼントする
日々の小さな幸せたちを集め、さらに「大きな幸せ」で満たすには、“自分が幸せだと感じること”を実行することも大切です。
自分のために何かをすることは自己を肯定することにつながり、何か失敗したときにも必要以上に落ち込まず、自分自身を認めてあげることができるからです。
たとえば、喫茶店が好きだったら、週末に喫茶店巡りをする、観劇が好きなら忙しい時間をやりくりしても劇場に足を運ぶ、着物に興味がわいたなら着つけ教室に通う。
1カ月に一度でも、休暇を利用するのもいいでしょう。がんばった自分へのごほうびは、決して無駄な贅沢(ぜいたく)ではないのです。
ポジティブな言葉を発する
昔から、言葉には「言霊(ことだま)」が宿ると言われています。簡単に言うと、いい言葉を発すれば幸せに、悪い言葉を発すれば不幸せになるという不思議な力のことですね。
ややスピリチュアルに聞こえるかもしれません。でも私の周囲を見渡してみても、「私いつもラッキーなの」と言っている人は、くじが当たったり、恋愛がうまくいっているし、「私なんてダメだ」が口グセの人には、ネガティブな事象が続いている気がします。
これこそ、引き寄せの法則ではないでしょうか。
自分が発する言葉は、誰よりも1番に自分の耳に届く。だからマイナスの言葉を発したあなたが、マイナスの感情を感じやすいのは当然ですよね。
ですから、ありがとうと感謝の気持ちを述べたり、人をほめたりと、ポジティブな言葉を意識して使えば、その分“幸せを引き寄せられる”と考えて、実践してみましょう。
腸内環境を整えて、幸せホルモンを分泌する
最後に、幸せ感度を高める食習慣についてお話しします。
腸と幸せを感じる能力は、実は切っても切れない関係にあります。恋をしたときに分泌されるホルモン、別名「幸せホルモン」であるセロトニンの約9割は腸で作られているともいわれ、腸内環境が悪化していると、ホルモンの分泌も低下するとされています。そうなると、幸せを感じにくくなるだけでなく、イライラや憂鬱(ゆううつ)な気分を引き起こしたりします。
つまり、“幸せ感度”を高めるには、腸内環境の改善が有効、ということになりますね。
1. 暴飲暴食をやめる
2. コンビニ食やジャンクフードを避ける
3. 食物繊維を摂る
4. 納豆、みそなどの発酵食品を摂る
5. よくかんで、消化吸収をアップさせる
これらは、実際に私がいつも実践している5つの「腸活」です。
これら意識的に続けるようになってから、イライラすることが減っていき、慢性的な便秘も改善され、目に見えて肌荒れもしにくくなってきました。
幸せ感度と美力を同時に高めて、健やかな日々を送る、まさに一石三鳥の方法です。
何が幸せなのかを決めるのは、自分
幸せそれ自体は、目に見えるものではありません。幸せそうに見える人が、本当に幸せを感じているかはわからない。幸せの基準を決めるのは、自分自身なのです。
自分の考え方を工夫し、生活習慣を改善ことで、幸せ感度は高まります。そうすればおのずと、これまで見逃していた幸せをキャッチできるようになるのです。
少しずつでも日々の習慣にとりいれて、いっぱいの幸せを感じ取ってくださいね。
(安田光絵)
※画像はイメージです。