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性格の良い女性が「決してしない」こと

「性格が良くなりたい」と思ったことがある人はいませんか? では、「性格が良い人」の特徴って? 性格を良くするために大切なことや、具体的に何をすれば性格がよくなるのでしょうか。心理カウンセラーの大塚統子さんに教えてもらいました。

大塚統子(心理カウンセラー)

「かわいくなって、気になる男性を振り向かせたい」と思う女性は多いですよね。見た目の印象ももちろん大切ですが、見た目以上に重要視されるのが性格です。

男性が好きになる「性格が良い」女性はどんな人のことなのか、心理カウンセラーの大塚統子が解説します。

「性格が良い人」とは?

ひとことで言うならば、一緒にいて良い気分にさせてくれる人は「性格が良い」と思われます。逆に、「あの人とは一緒にいたくない」と感じさせる人は「性格が悪い」と思われがちです。では、どういう人が「あなたと一緒にいたい!」と思われるのでしょうか。

相手を理解する人

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相手の話を「あなたはそう思うのね」と受けとめたり、「なんでそんなふうに思うの?」と聞いたりすると、「自分に興味を持ってくれている」「自分を理解しようとしてくれている」と好感を持たれます。

一方、「○○するのが当然」と自分の価値観以外は認めなかったり、正論で相手の思いや行動を否定したり、「どうしてわかってくれないの!」と自分の感情をおしつけたりする人は、モテません。

人と自分はちがうもの。性格の良い人は、ちがいを楽しんで相手を尊重しています。

人のせいにしない人

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他人の文句を言うとき、人の悪口を言うとき、良い気分の人はいません。そして、それを聞く周囲の人も良い気分ではありません。

いろいろな場面で「自分は被害者で、相手が変わらないと不満」と言っていると、「この人とつきあうと自分も文句ばかり言われるだろうな」と連想させるので、本命には選ばれにくくなります。

性格の良い人は、たとえイヤな気持ちになることがあっても、最終的には「そう感じているのは自分。だから自分が変わろう!」と人のせいにはしません。

人を応援できる人

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人の幸せを応援し喜べる人は、周囲から性格が良いと思われます。人を応援できる人は、何かしら自分もがんばっていることがあります。何かに打ち込んでいる姿勢は魅力的です。

また、人を応援し、人のために喜んでいると、「自分のためにも同じように応援する人や喜ぶ人がいる」と思いやすくなりますから、人に対してやさしい気持ちにもなれます。

なお、軽い“やきもち”くらいは焼いたほうがかわいいですが、マウンティングや過剰な嫉妬は好まれません。マウンティングや嫉妬は不安や劣等感からきています。「自分は自分・人は人」と比べないようにするとか、自己肯定感を高めるなどしておくと良いでしょう。

与えることができる人

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「自分ができることをしてあげたい」「何か相手に貢献したい」「喜ばせてあげたい」と人に与えたいと思える人は、性格が良いと評価されます。

ただし、「自分さえ我慢すれば」と自己犠牲があると、与えられた人は素直に喜べません。また、「○○してもらうために」と見返りを求めていると、与えるのではなく奪う行為になります。「大切な人のためにしてあげられるのがうれしい」と「してあげる喜び」を感じている人は、自分も他人も幸せにします。

「してあげる喜び」の対極は「してくれない不満」です。相手からしてもらおう、相手に自分の望みを満たしてもらおうとしていると、「性格が良い」とは思われませんし、残念ながら心が満たされることはありません。

性格を良くすることはできる?

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そもそも性格の良い・悪いは、接する人が感じるものです。ある人は、穏やかで控えめな人を性格が良いと思い、別の人は、自分の意見があってわかりやすい人を性格が良いと思い、まったく逆の状態が評価されることがあります。

そこで、「性格が良いって何?」と迷ったり、自分にはないものを「補わなければ」と努力したりする人が多いです。

性格を良くするために大事なのは、次の2点です。

自分の良い所を発揮する

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控えめな人は聞き上手ですし、自分の意見がある人は話し上手です。それぞれの良さを生かして人に接することができるなら、どちらの形でも性格が良いと言えます。

たとえば、「控えめだからできることがある」と自分の良い所を発揮して人とかかわろうとしたら、人のためにできることも、人から喜ばれることもたくさんあるでしょう。

控えめな自分を嫌って隠そうとしたり、自分ではない誰かのようになろうとしたりしなくてもいいのです。

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