まずは話をすることから
結婚に対して持つ価値観が違ったとき、どうしたらいいのでしょうか? 人の気持ちを察する能力に長けている女性に比べて、男性は言葉にしないと全く伝わらないことを結婚生活で実感しているママもいるかと思います。変わるか変わらないかは別として、旦那さんに求めることをまずは口にして伝える努力は必要だという声も届いています。
『投稿者さんがつまらないと悩んでるなら、もう少し自分から頑張ればいいじゃない?
「今日の夜はたまには二人でゆっくりDVDでも観ない?」って言って借りておくとか、「少しだけ呑みながら話そう?」って自分から歩み寄ってみるべき』
『家族ではワイワイと話してるんだったらいいんじゃないかな? 子どもの成長に伴って話ししたい事もあるよね。週に1日ぐらい、子どもが寝た後に起きてもらうようにしてみたら?』
『お家でニコニコ笑ってる? 今日はこんなことがあったんだよ。子どもがこんなことしたよ。今日はテレビでこんなこと言ってたよ。とか明るく話せば自然と会話が弾みませんか? 「子ども達が寝てから一緒にテレビ見よー!」って明るく言ってみたりとか、会話しながらマッサージしてあげたりとかしてみたらどうですか? それでも旦那さん変わらないかなぁ』
『好きで、できれば一生を共にしようと思って結婚した、旦那さんだし、奥さんなんだから、できれば楽しく暮らしたいし、意思疎通を計りたいよね。
お互いが空気の様でも良ければいいけど、一方が苦痛なら話し合いしかない』
結婚に対する価値観の違いがあった時、自分が思い描く夫婦関係を築けていない時など、相手に期待せず自分一人で解決するという声もありました。もし悩みが軽くなるのであればそれも一つの方法です。でも結婚生活に我慢を重ねたことで、冷め切った夫婦関係になってしまったという声もありましたね。投稿者さんは諦めたくないという気持ちも垣間見せていましたが、その後本人からの投稿が続くことはなく、夫婦関係はどうなったのかは分かりません。
夫婦の数だけ夫婦のあり方はさまざまな形があって、コレをすればうまくいくといった夢のような解決法はないのかもしれません。でも元々赤の他人が長い間生活を共にするには、お互いにある程度の努力が必要だということは、結婚生活を続けていると嫌でも気づかされます。伝えても響かないことも多いかもしれませんが、それでもママ達の言うように、お互いに本音を伝える努力をすることは必要なのかもしれないと考えさせられた今回の投稿。あなたなら、夫婦関係に溝を感じたとき、その溝を大きくしないためにどうしますか?
文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子 イラスト・わたなべこ