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扉を開けたくなるカード vol.16 「nakinekoさん」

名刺交換をされるときなどに、なにか言われたことはありますか?

nakinekoさん: 「このイラストのシールやメッセージカードを販売してほしいです」と言っていただくことがあり、それは素直にとてもうれしいですね。布作品以外の表現の可能性を感じて励みになりますし、「大学で学んだことを活かすことができている」と思うと、両親に感謝したくなります。

さりげなく、心を癒す

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日常の中で、心の緊張をほぐしてくれるような、やさしい作品たち。次々と生まれる新しい作品も、しっかりとそこに「nakinekoさんらしい、あたたかさ」が詰まっています。左上の「小鳥の小物入れ《お出かけ気分》」は、nakinekoさんのお母さまが麦わら帽子を編まれたそう。ほっこりとうれしい、親子の共作です。

小鳥の小物入れ《お出かけ気分》

nakinekoさん: 日常の風景の中にいる鳥のように、普段は景色の一部のようで、たまにふと目にとまる、そんな、さりげなくてホッとできる存在でありたいなと思います。

見るひとの心を、さりげなくホッと落ち着かせてくれる…カードにも作品同様のそんなパワーが備わっているような気がしました。

最後に、nakinekoさんのものづくりを覗いてみましょう。
おすすめの2作品を選んでいただきました。

torisan-bag / little garden

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ミモザやカスミ草、マトレカリア…小花がたくさん刺繍された、美しいグリーンの鳥さんバッグです。制作に、かなりの時間をかけた作品なんだとか。購入されたのは海外の方。「異国の地へと、『海を渡った鳥』なんです」とnakinekoさん。

作品を見る

torisan-bag / 金木犀

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一緒にお出かけしたあとは、お部屋に飾っておきたくなるような金木犀刺繍の美しい鳥さんバッグです。「小さいころから金木犀が大好きで、制作の際は何度もスケッチして仕上げました」とのこと。今では、持ち主の方が素敵なお名前をつけてくださっているのだそうです。

作品を見る
作品、ギャラリー、カード、そしてnakinekoさんと実際にお話させていただくときも、いつも同じ印象を受けることに気づきました。好きにならずにはいられないほど、ほっこりとやさしいのです。今後もカードは更新予定とのことで、とてもたのしみです。(聞き手/ 中前結花)
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