(2020年3月25日 更新)
(2020年3月25日 更新)
膣トレや肛筋トレ、デリケートゾーンのケアなど、興味はあるけれど、周りの人には聞きづらい……という方も多いかもしれません。当記事では、デリケートゾーンの乾燥予防、保湿対策にもなる正しい洗い方・ケアの方法をご紹介します。また、誰でもできる骨盤底筋トレーニング、膣トレーニング、肛筋トレーニングの簡単な方法や、デリケートゾーンのおすすめケアアイテムもチェックしてみました。
≪目次≫
通勤中にこっそりできるデリケートゾーンケア・簡単“膣トレ”!
女子ならではの器官といえば、“膣(ちつ)”。生殖機能を司る大切な場所ではあるけれど、なんとな~く、女性同士でも話題にしづらい体のパーツです。だからこそ、普段のお手入れ方法や病気の不安など悩みは尽きぬもの。そこでこちらでは、ライター仁田と編集Hが生徒となり、産婦人科専門医の八田真理子先生に、デリケートゾーンに関することを教えていただきました。
産婦人科専門医 八田真理子先生
産婦人科専門医。聖順会ジュノ・ヴェスタクリニック八田を開院。地域に密着して思春期から更年期まで幅広い世代の女性の診療とカウンセリングを行う。著書『オトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』(アスコム)。
ライター仁田
妊娠を機に腟ケアを開始。フランスを旅した際、薬局に並ぶデリケートゾーン専用洗浄剤の多さを目の当たりにし、日本はデリケートゾーン後進国なんだと実感。今ではスキンケアの一貫として実生活に取り入れている。
編集H
布ナプキンをはじめたことにより、デリケートゾーンのケアに興味を持つも、羞恥心から踏み出せずにいる32歳。とはいえ年齢による見た目の衰えが気になるらしく、腟ケアの効用に興味シンシン!
根本的に必要なのは睡眠・食事・運動
八田:「腟は女性のコアとなる要の存在。子どもを宿す子宮につながる部分ですからね。肌や髪が美しい人は、腟も健康な人が多いんですよ」
仁田:「なるほど、すべてがつながっているんですね」
八田:「えぇ、腟を健康な状態に保つには、女性ホルモンのバランスを整えることも重要。そのためには、運動・睡眠・食事のバランスが大切なんです。どれも必要不可欠」
H:「そのすべてはできないかも……。その3つだと、何が一番大切ですか?」
八田:「全部ですっ(喝!)」
H&仁田「キャ!」
八田「意識するかしないかの違いですから! 階段を使う、就寝時にスマホを見ない、コンビニごはんに一品は手作りサラダを加える……、少し意識するだけで生活習慣は改善しますよ」
H&仁田「はいっ!(汗)」