老若男女に愛される日本生まれの洋食、オムライス。表面がつるんとした見た目も愛らしいプレーンタイプ、卵がトロリと広がる半熟タイプなどが主流ですが、高円寺で食べられる「泡食感」のふわふわオムライスは知っていますか？今までに食べたことのないような口当たりは、なんとも衝撃的。彼と一緒に味わえば盛り上がること間違いなしです♪
高円寺の隠れ家的洋食屋さんでランチデート／sante cafe Ailnoir
東京メトロ・東高円寺駅から歩いて8分ほど。高円寺図書館近くの通りにひっそりと佇む洋食店が、今日の目的地「sante cafe Ailnoir（サンテカフェ・アィノワール）」です。
某有名ホテルのシェフとして腕を振るっていた店主が2013年に夫婦でオープンしたお店で、無添加野菜を使用したヘルシーメニューの数々が楽しめます。
こぢんまりとした店内は、黄色を基調とした明るい印象。取材を受けることも多く、壁にはサイン入りの色紙がずらりと飾られています。過去には台湾や香港の人気テレビ番組にも取り上げられ、それ以来、海外から来るお客さんも多いのだとか。
メニュー写真の中に、今回のお目当て「ふわふわオムライス」（970円）を発見！この一皿を求めて、日曜日には1時間ほどの行列ができることもあるという同店の看板メニューです。期待を胸に、さっそくオーダーしました♪
調理には10分ほどかかるそうなので、テーブル脇にあるメモを見て待つことに。メモには、開店から今までに訪れたお客さんからのメッセージが綴られています。
外国語のメッセージもこんなに！本当にたくさんの国の人たちが、このお店に足を運んでいるんですね。食べ終わったら、彼と一緒に感想を残してみるのもいいかも♪
まさに新感覚！ふわっふわなメレンゲ卵が乗った絶品オムライス
そうこうしていると、いい香りがフワンと漂い、お待ちかねのオムライスが運ばれてきました！
出来立てのオムライスは、「本当にこれ、オムライス！？」と目を疑ってしまうほど斬新なビジュアル。真っ白でふわふわしていて、まるでクリームがたっぷりのったパンケーキのよう。
メレンゲのような泡は、卵と塩をミキサーで泡立てて作っているのだそう。事故で小指と薬指が動かなくなり、フライパンを動かして卵を巻けなくなった店主が考案したアイデアメニューです。
本来、卵は塩と混ぜると利水作用で卵のコシがなくなるそうですが、塩を昆布酢でコーティングすることで卵のコシを保つようにしているのだといいます。
さっそく一口食べてみると・・・口の中でシュワッと溶ける卵が、まさに新感覚！見た目のインパクトに負けない、驚きの食感と美味しさです！
卵に包まれたチキンピラフも豊かな風味が感じられ、とっても美味♪
チキンピラフに使っているご飯は、野菜くずを乾燥させた「ベジブロス」と呼ばれる出汁で炊いたもの。さらに、最後にオリーブオイルで炒めてコーティングすることで、パラパラとした口当たりを実現しているのだそう。
ちなみにオムライスは鉄板の上に乗っているので、鉄板の熱で徐々におこげができ、卵もしっかりした食感に！一食で、色々な食感と味わいの変化が楽しめるのもうれしいですね。
野菜の栄養がギュッと詰まった酵素ジュースもオススメ♪
オムライスと一緒に味わいたいのが、同じく人気メニューの「酵素ジュース」（各640円）。
フレーバーは17種類（季節によって変動あり）と豊富に用意されているので、どれにしようか迷ってしまいますが、この日は“美肌・美白”への効果が期待できるという「人参・マンゴー味」をチョイスしました！
水を一切使っていないという酵素ジュースは、ドロリとした口当たりで野菜本来の甘みを強く感じます。彼と別々のフレーバーを頼んで、飲み比べてみるのもいいですね♪
アィノワールの料理や酵素ジュースには、店主が信頼する農家から直接仕入れている無農薬の野菜やフルーツがたっぷり使用されています。「体は、結局食べるものでできていますよね。だから僕はこのお店で、食べて美味しくて、体が喜ぶお料理を出したいんです」と店主は言います。
お店の名前の「sante cafe」は、フランス語で“元気になる、笑顔になるカフェ”という意味なのだそう。まさに名が体を表すお店で、心も体もほっこり元気になれました♪
