毎日たくさんの作品に触れている編集部スタッフの頭の中には、「いつか紹介したい」「自身で使ってみたい」、そんな作品や作家さんのリストをしまっている、自分だけの「ひきだし」があります。それぞれのひきだしの中から、とっておきの作品をこっそりご紹介する連載企画「編集部のひきだし」。今回は、お部屋時間をよりたのしめる「アートワーク編」をお届けします。
マヨマヨ
minneスタッフ。本とアートが好き。毎朝コーヒーを飲みカレーを週3で食べる。
ついに、本格的な梅雨のシーズンが到来しました。「外に出るのが億劫だな」「日差しが少なくて元気が出ない」とちょっとナーバスな気持ちになることも。そんなときは、ムリせずお部屋でのんびりしてみましょう。パッと気分が明るくなる、じっと眺めて心癒される、そんなアートワークをご紹介します。
Tomomi Maezawaさんの「ポップなタイポグラフィポスター/Poincaré」
グラフィックデザイナーTomomi Maezawaさんが手がける、Poincaré(ポアンカレ)という自作のフォントを印刷したポスター。遊び心のあるフォルムが美しく、新鮮。落ち着いたブルー、ブラックに差し色のオレンジが効いて、シンプルながらずっと眺めていたくなる作品です。
瀬頭 陽さんの「つつじは見つめる ミニ額絵」
小さな窓から覗く、静かに佇むつつじの木。毎日歩いている道の隅にいる草木や花を「わたしは気づいているのだろうか?」とハッとさせされます。“つつじは見つめる”という言葉がぴったりな、安らぎと気づきを与えてくれる作品です。
クラシコ写真店さんの「深空◆写真のある暮らし」
“心がポジティブになれる写真”を撮る、クラシコ写真店の葵貴大さん。宇宙に吸い込まれそうな深いブルー。そしてフレームの外にはどんな世界が広がっているんだろう? と、想像力が掻き立てられます。
oka emiさんの「花ゼリー」
どんより雨の日もあれば、水粒が跳ねて踊る雨の日もあります。そんな雨降りでも花々が笑って呼びかけてくれているような作品です。お部屋に飾ると、清々しい気持ちになれそう。原画なので、筆使いがダイレクトに伝わるのも魅力ですね。
majam35さんの「煙草をふかす男」
帆布に手刺繍を施したファブリックパネル。「絵を布で描くように、思いを込めてつくっている」というmajam35さん。なんともいえない表情の、煙草をふかす男性がシュールで愛らしい。毎朝、おはようと声をかけたくなります。
wall pieceさんの「pengin アートパネル」
「空飛ぶペンギンだ!」と、思わず微笑んでしまうかわいらしさ。ペンギンくんが、初めて空を飛んだ瞬間の一コマを切り取ったよう。どこまで飛んでいっちゃうの? と行き先をたずねてみたくなります。