見つめ返す
誰かに見つめられたら、見つめ返してニコッと微笑む。なんだか恋愛のハウツー本に載ってそうなことですが、じつはこれも自然な“好きサイン”の返しです。
自分の秘密を話してしまう
好きな人には自分のことも知って欲しいと思う、と先ほどいいましたが、これは心理学用語で「自己開示」と呼ばれています。この自己開示にも返報性があるので、相手が自分のことを話したら、自分も同じように、相手に自分のことを話さないといけない、と感じます。そして、自己開示がすすめばすすむほど、つまりお互いに自分のことを話せば話すほど、好意の感情が高まると言われています。
“好きサイン”は、受け手のスキル次第でもある
好意がある人に対して無意識にとってしまう言動についてお話ししてきましたが、じつは心理学的には、“異性の行動から自分への好意をどの程度感じるか”は、受け止める側にも課題があるのです。というのも、同じ“好きサイン”でも、それを自分への好意だと気づかない人もいるから。それには、コミュニケーションのスキルと、自分への自信が関係しているとされています。この話は、また別の機会にすることにしましょう。
(平松隆円)
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