人の感情というのは、なかなか目に見えてわからないものです。そのため、仕事関係や友人、家族のあいだですら、ミスコミュニケーションはしばしば起こります。
とはいえ、人の感情がまったく目に見えて表れないかと言えば、そんなことはありません。以前、嫌いな人にとる態度についてご紹介しましたが、隠しているつもりでも、無意識のうちに言動に表れることはあります。そして、それは“好きという感情”でも同じこと。
それ、隠せてません! 「実は好き」な相手への無意識の“好きサイン”
では、隠しているつもりでも、好きという感情が無意識に表れる言動には、どんなものがあるのでしょうか。
1. いつも近くにいる

人の性(さが)なのかもしれませんが、好きなものは自分の近くに置いておきたいとか、好きなもののそばにいたいと思うのは自然なこと。たとえば好きなアイドルのポスターを部屋に貼たり、好きなキャラクターのグッズを集めるというのは、程度の差はあれ、誰だって経験がありますよね。それは、人に対しても同じです。好きな人のそばにいたいという気持ちが、知らず知らずのうちに、そのひとの近くにいさせてしまうんです。
2. いつも見てる

“いつも近くにいる”と共通しますが、好きなものは無意識のうちに見てしまうものです。なにも考えていないときほど、思わず見てしまうものは、自分にとって好きなものである可能性が高いです。下手をすれば、ストーカーチックなのですが、いつもあなたのことを見てくる人がいるとすれば、その人はきっとあなたに好意をもっているんでしょう。
3. やたらほめてくる

世のなかには天性の“ほめ上手”という人もいるにはいますが、たいていは、意味もなく誰かのことをほめるということはありません。プロジェクトが成功してほめるというのではなく、「今日の靴、いいよね」とか、「字がきれいだね」とか、「姿勢がいいね」とか、何気ないささいな部分もほめる人というのは、相手に対して好意をもっている証拠です。相手をほめるのは、自分に好感を持ってもらおう、好意をもってもらおうということの裏返しなんです。
4. ちょっとした変化に気づく

こちらは、“やたらほめてくる”に通じるものですが、普通は相手に興味がなければ、相手のことをじっくりと見ることはありません。じっくりと見なければ、相手のささいな変化にも気づくことはないんです。
5. 聞かれてないのに自分のことを話す

好きな相手のことはどんなことでも知りたいと思いますよね。と同時に、好きな人にも自分のことを知って欲しいと思うのです。つまり、聞いてもいないのに、自分の子どもの頃の話や家族のこと、最近あった出来事などをやたらと話してくる人というのは、話している相手のことが好きな証拠です。