きちんと言い分を聞く余裕を持って
浮気をされた女性の多くが、感情的に彼を責め立てる傾向にあります。悪いのは確かに男性です。ですが悪い人に悪いと言っても、事態は一向によくなりません。
彼はなぜ浮気をしてしまったのか。自分に原因があるのか。これからどうしていけばよりよい関係を築けるのか。少しむずかしいかもしれませんが、前を向くための話し合いをする余裕をもって、対処に当たってみてください。
困難は乗り越えるとギフトが待っていることを忘れないで
人生は山あり谷ありです。浮気をされたというイベントは、客観的に見れば“谷”であるといえます。でも人間が学びを得るときって、山よりも谷にいるときのほうが圧倒的に多かったりしませんか?
困難は人を悩ませ、そして強くさせるギフトが隠れています。もちろんそのときにはそんな風に思えなくても、後で振り返るとあの経験が大きな気づきをもたらしてくれた……なんてことがあります。今思えなくても、頭の片隅に置いておくだけでいいんです。
どうか浮気されたというイベントが、別れるにしても続けるにしても、あなたの人生にとって大きな“ギフト”になるような話し合いをしていきましょう。
浮気は男の性なんて思わなくていい!
「浮気は男の甲斐性」「男は浮気する生き物」なんて言いますが、そんなことはありません。
たとえ男性の本能が複数の女性からの承認を求めていたとしても、浮気しない人はしませんし、理性的に大事な人が誰か判断できる人は、ストップをかけ彼女であるあなたと向き合うのが一般的です。
とはいえしてしまったものは仕方がありませんから、その場合は2人が幸せになれることをゴールに、徹底的に向き合いましょう。恋愛で一番やってはいけないことは、悔いを残すことです。
悔いとは気持ち半ばで別れることはもちろん、怒りも悲しみもため込んだまま別れることも含みます。彼への愛情を確認した上で(なきゃないで仕方ないのですが)、向き合うこと。
その先には、きっと幸せが待っています。
(おおしまりえ)
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