GENKINGがブログを更新し、「子供が産めない」身として子供たちが成長する支えになりたいと明かした。
生き方や家族のかたちが多様化している現在の日本。子供を持つ人もいれば、持たない選択をする人もおり、また欲しいと思っても持てない人もいる。
そんななか、タレントのGENKINGのブログが注目を集めている。
■親と離れて暮らす子供たちの映像
この日、区役所に行ったという彼女。そこにあったテレビで、様々な事情があって親と離れて暮らす子供たちのことが放送されていたという。
それ見て、「物凄くキューンってなった」というGENKINGは、「養子縁組は知ってたけど、週末だけ預かったり、養子縁組はしないけど里親制度があるってことをVTRを見て知った」「私も出来ることが何かしたいなー」と感想をつづる。
そして、話題はさらに深いところへ……。
■「私は子供が産めないけど……」
そして、「けど、私は女の子に生まれ変わった身」と続けたGENKINGは、「きっと私が産まれた時から、女の子だったらスムーズにすむことも、すまないのをわかってる」「子供を育てることが大変なのもわかってる」と記す。
2018年発売の著書で性別適合手術を受け、戸籍も女性に変わった彼女だが、人と違う背景を持っているがゆえに、悩むことも多いようだ。
しかし、悩み苦しんだからこその強さも持っていると考えているようで、「私だからできることがあると思うんだよね」「だから、まずは陰ながら支援をしようと思う」とコメント。
自身が合計で100万人以上のフォローワを持っていることについても触れ、「自分の仕事じゃなく、誰かの助けになることに使いたいの」とつづる。
そして、「私は子供が産めないけど、子供達が成長する支えに微力でもなりたいんだよね」と締めくくった。
■「目頭が熱くなりました」
熱く、そして愛に溢れたこのメッセージに対し、読者からは感動の声が殺到。「素晴らしい!」「読んでいて目頭が熱くなりました」などの声が確認できる。
「とても素敵です。読んでいて目頭が熱くなりました。応援しています!」
「素晴らしい! あなたのその姿勢に、言葉に 共感! 共鳴!」
「感動しました! いつもブログ読ませていただいてます。今2歳の息子と妊娠7ヶ月の者です。とてもじーーーんと、心があたたかくなりまして、思わずコメントさせていただきました。なんとなくですが、お腹の赤ちゃんと対話ができるのですが、記事を読んで赤ちゃんも温かい気持ちになっているのが伝わってきました」
■過去には1000万円の借金も…
過去には『しくじり先生 俺みたいになるな』(テレビ朝日系)に出演し、SNS上で華やかな生活を演出するためブランド品を買いあさり、1000万円の借金を作ってしまったことを明かしているGENKING。
そんな見栄を捨て、自分ではなく他者のことを思いやることができる今の彼女の姿はとても美しい……そんなふうに感じさせてくれる投稿だった。
(文/しらべぇ編集部・宝田洸太)