最近、注目されている「モロヘイヤ」。「まだ食べたことがない…。」「どのように調理して良いのかがわからない…。」という方も多いのではないでしょうか。まずは、モロヘイヤの扱い方や調理の仕方のポイント、基本レシピをおさえましょう。記事の後半では、人気のお味噌汁レシピも5選ご紹介します。
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モロヘイヤ入りお味噌汁の基本レシピ
まずは、初心者の方でも簡単に作れる、シンプルなレシピをご紹介します。モロヘイヤは下ゆでが必要な野菜ですが、ゆで過ぎると食べる際にしなしなになってしまうので、気をつけましょう。合わせ味噌は、火を止めてから解くことで、風味を失わずにおいしく食べられますよ。
材料(2人分)
・モロヘイヤ……50g(約1/2袋)
・白ごま……適量
・水……500ml
・顆粒和風だし……小さじ2杯
・合わせ味噌……小さじ2杯
下ごしらえ
1. 鍋いっぱいの水を沸騰させて、モロヘイヤと分量外の大さじ1杯の塩を入れて、約1分間ゆでる。
2. ザルにあげて、サッと流水で締める。
3. 2.のモロヘイヤを、約4cm幅にカットする。
作り方
4. 鍋に水1Lを入れて、沸騰させる。
5. 4.にモロヘイヤと顆粒和風だしを入れて、約1分間中火にかける。
6. 火を止めて、合わせ味噌を解いたら、完成。
ここだけはおさえよう!モロヘイヤの毒性
食品安全委員会によると、収穫期の葉、茎、根の各部位並びに蕾(つぼみ)発生期の葉、茎、根、蕾の各部位には毒が含まれないとあるので、スーパーに並んでいるモロヘイヤは安心して食べてられます。
ただし、発芽からしばらくまでの若葉は毒性があるそうなので、家庭菜園をする場合は、収穫期になるまで成長させてから、食べるようにしましょう。(※1)
おいしいモロヘイヤの選び方
鮮やかな緑色をしていて、変色がないものを選びましょう。また葉が固いものは、時間が経っているので、やわらかいものが良いですよ。
モロヘイヤ味噌汁!人気レシピ5選
1.納豆を入れるだけ!モロヘイヤ入り納豆汁
七味唐辛子でピリッとさせたお味噌汁です。色合いも、モロヘイヤと大葉の緑色、納豆の茶色、七味唐辛子の赤色と3色あるので、見栄えが良いですね。また、モロヘイヤと大葉をキッチンバサミでカットすれば、包丁とまな板を使う必要がないですよ。
2. 包丁いらず!モロヘイヤとコーンの味噌バタースープ
バターと味噌で味付けすることで、モロヘイヤの苦味を薄めています。バターの脂がお味噌汁に浮くことで、食欲をそそる見栄えになりますね。コーンの黄色が、モロヘイヤの緑色の中で映えて、とても綺麗な色合いです。
3. 卵で味を整える!モロヘイヤのかき玉汁
卵で味をまとめることで、モロヘイヤの苦味を薄めています。卵の使い方は味をまとめるだけではなく、味噌を入れすぎて塩っけが強くなってしまった、など、味付けに失敗しても、仕上げの卵でまろやかな味わいにすることもできますよ。