無印良品から発売されている「栗グリーンティー」が、まるで “飲むモンブラン” だと話題になっています。しかもベースは無糖の緑茶なのでカロリーはゼロ。飲むモンブランとのうわさは本当なのか、実際に飲んでみました!
muccinpurin
話題の “飲むモンブラン” って!?
数々のヒット商品を生む無印良品ですが、今一番の注目株が「栗グリーンティー」。なんと、グリーンティーなのにモンブランの味がするというんです。
“飲むモンブラン”とまで表現される栗グリーンティーが、どのくらいモンブランに近いのか気になりますよね。
秋には生の栗から渋皮煮を作り、モンブランを手作りするパティシエの筆者が、 “飲むモンブラン” を体験してみました。
見た目は透明なお茶そのもの。でも…
「栗グリーンティー」100円(税込)
夏を前に、無印良品ではドリンクが充実中。特に○○×グリーンティーシリーズはさまざまなフレーバーが楽しめるとあって、リピーターも多いんですよね。
今回ご紹介する「栗グリーンティー」も、見た目はお茶そのもの。500ml入りで税込100円と、コンビニでお茶を買うのと変わらない値段です。
こんなにクリアなのに本当にモンブランぽいのかと、キャップを開けた時点でもまだちょっと疑っていた筆者。
が、注ぎ始めた瞬間そのもやもやは晴れました。これは紛れもなくモンブランの香り……!
しかもどちらかといえば、渋皮ごとペーストにした系のモンブランのイメージです。とにかく甘くいい香り!目の前にあるのはお茶なのに、香りはモンブランで脳がびっくりしています。
香りは栗。味はどうでしょう…
香りをかいだだけでは想像以上にモンブランです。でも肝心なのは味。さっそく初めての “飲むモンブラン” 体験です。
普通のペットボトルのお茶と比べると、かなり甘く感じます。「あれ?砂糖は入っていないはずだし……」と原材料を確認したところ、やはり砂糖は無添加。つまりカロリーはゼロ。甘いとはいっても砂糖の甘さとは違う、ほっこりとしたやさしい甘さです。
さて、モンブランっぽさはどうかというと、口に含んだ瞬間の栗の香りと甘さはかなり近いものを感じます。そのあとに追いかけてくる渋みはおそらく緑茶本来のものですが、このほのかな渋みもモンブランっぽさを演出しているようです。
しかし、このモンブランっぽさをどう表現しているのか不思議に思いますよね。使っている材料は有機緑茶と栗パウダー、香料、ビタミンCのみ。ビタミンCは美しい色をキープするために使っているので、栗パウダーと香料だけでモンブランっぽさを出しているようです。
琥珀色が美しい緑茶を飲んでいるとわかってはいつつも、栗独特の香りとほんのりとした甘さを感じた瞬間のギャップ。何度飲んでもこの見た目と味の錯覚には慣れることはなく、毎回脳が驚きます。そしてこのギャップを楽しむように、またひと口飲んじゃうんですよね。
本物のモンブランのもったりした感じや濃厚な甘さこそないものの、お茶でモンブラン体験ができる、とても完成度の高いドリンクでした。
“飲むモンブラン” は本当だった!
半信半疑だった “飲むモンブラン” ですが、噂は本当でした。まさしく香りはモンブラン。食感や甘さこそありませんが、ちょっと甘いものが欲しいときにはぴったりなお茶だと思います。
今回はペットボトルのタイプを飲んでみましたが、水出しタイプのティーパックも販売されています。
自然な甘さの「栗グリーンティー」でのどを潤しつつ、カロリーゼロのモンブラン体験をしてみてはいかがでしょう。
商品情報
■商品名:栗グリーンティー
■価格:100円(税込)
■カロリー:0kcal
■販売場所:500ml
※店舗によって、お取り扱いのない場合がございます。