ダイエットの食事制限は食べてはいけないものがあったり、カロリー制限があったりして難しいですよね。今回ご紹介する12時間ダイエットは、「食べるもの」を制限するのではなく、「食べる時間」を制限するダイエット法。やり方やコツをチェックしましょう。
ダイエットの食事制限は食べてはいけないものがあったり、カロリー制限があったりして難しいですよね。今回ご紹介する12時間ダイエットは、「食べるもの」を制限するのではなく、「食べる時間」を制限するダイエット法。やり方やコツをチェックしましょう。
12時間ダイエットとは?
量ではなく、「食べる時間」を決めるダイエット
ダイエットには「食べるもの」を制限する食事制限が多いですが、この12時間ダイエットは「食べる時間」を制限するというダイエットです。
やり方はいたってシンプルで、その日の最後の食事から翌日の最初の食事まで、12時間以上間隔を開けるというもの。この12時間は、何も食べてはいけません。つまり、最後の食事が午後7時だとすれば、翌日は午前7時以降から食事を摂っていいことになります。
逆に考えると、午前7時から午後7時までの12時間は、食事をしてもいい時間です。間食もOK。食べてはいけないものも特にありません。
どうして12時間ダイエットがいいの?
ストレスが少ない
ダイエットによくある食事制限がほとんどないので、「あれが食べたいのに食べられない」というストレスを感じにくいことが挙げられます。
ストレスを感じてしまうと、ダイエットは続けにくいものです。ストレスが少ないというだけで、継続できる確率がアップしますよね。また、継続して習慣化してしまえば、ダイエットを意識しなくても、自然と太りにくい生活を送ることができそうです。
胃腸が休まる
12時間食べ物を全く摂取しないことで、毎日「プチ断食」をしていることになります。
胃腸は7~8時間かけて、食べ物を消化しています。つまり、12時間の間隔を開けることで、胃腸を休ませることができるのです。消化不足も解消でき、消化しきれなかった食べ物が脂肪になることも防げるといわれています。
そして、胃腸が休まれば消化能力も上がり、便秘の改善につながります。腸内の毒素や老廃物の排出が促されることで、基礎代謝が上がり、やせ体質にもつながると考えられています。
食事習慣が整う
食事を摂れる時間が12時間と限られているので、夜の遅い時間に食べたり、ダラダラと食べ続けたりすることがなくなります。食べる時間を気にすることで、それに付随して起床時間や就寝時間も規則正しくなっていくはずです。
また、食事間隔が今までよりも短くなるので、ドカ食いや食べすぎ防止にもつながります。食事制限こそありませんが、食事習慣が整えば、自然とダイエットにつながりそうですね。
12時間ダイエットを成功させるコツ
より効率的に!
12時間ダイエットはシンプルなダイエット方法ですが、コツを押さえれば、より効果的で成功しやすいですよ。
3食きちんと食べる
ダイエットの効果を早く得たいからといって、食事を抜いてしまうのは逆効果。抜いた後の食事で食べすぎてしまうおそれと、血糖値が急上昇してしまうからです。血糖値が急上昇すると、脂肪の蓄積につながってしまいます。
栄養バランスに気を付ける
栄養バランスの整った食事は、やせ体質につながるといわれています。バランスの偏った食事では、代謝が下がってしまうおそれがあるのです。
主食(糖質など)、主菜(たんぱく質、脂質など)、副菜(ビタミン、ミネラルなど)を1セットにした食事スタイルを意識すれば、栄養バランスが整いやすいですよ。
間食は200kcalまで
間食はOKですが、やはり食べすぎは禁物です。200kcal以内に収まるような間食を心がけましょう。200kcal以内のお菓子の例は、プリン1個、板チョコ1/2枚、アイス(小さめ)1個、どら焼き1個などです。果物は比較的カロリーが低めなので、果物を上手に取り入れてもいいですね。
参考・参照:カロリーSlims(https://calorie.slism.jp/)