夏場のキッチンは、できるだけ火を使う時間が短くてササっとつくれる料理がありがたいですよね。ゆで時間が2分弱と、他の麺と比べても短いそうめんは夏の強い味方! 夏バテ気味でもつるっと食べられるところもいい
saitaPULS編集部
1.さっぱりアジアンそうめん
そうめんをさっぱり食べたいけれど、ひとつアクセントが欲しいときにおすすめのレシピ。透きとおったスープに海老と香菜の彩りが美しく、食欲をそそります。ナンプラーにレモンを合わせたアジア風テイストで、そうめんのすっきりとしたのどごしが爽やかな一杯。
【材料】(2人分)
そうめん…150g
エビ(背ワタ、殻をとる)…4尾
もやし…180g
香菜…適量
レモン…1/4個
A
湯…2カップ
鶏ガラスープの素…小さじ3
塩…小さじ1/2
砂糖…小さじ1
ナンプラー…小さじ2
黒こしょう
【作り方】
①Aはナンプラー以外の材料を混ぜ合わせ、最後にナンプラーを加えて冷蔵庫でよく冷やしておく。
②エビ、もやしはゆで、冷蔵庫で冷やしておく。
③そうめんは袋の表示時間どおりにゆで、冷水にとり、水けをきる。
④器に③のそうめんを盛り、②、香菜をのせ、①をかける。仕上げにレモンを絞り、黒こしょうを少々ふる。
2.豚しゃぶと油揚げのスープそうめん
青じそやみょうがの香味野菜で、疲労回復効果のある豚肉をあっさりといただけるレシピ。食欲のないときでも薬味効果でおいしく食べられるレシピです。
【材料】(2人分)
A
白だしつゆ…100ml(3倍濃縮めんつゆで代用する場合は大さじ6)
冷水
そうめん…200g
豚しゃぶしゃぶ用肉…100g
油揚げ…1/2枚
にんじん(せん切り)…4cm
青じそ(せん切り)…3枚
みょうが(せん切り)…1/2個
【作り方】
①鍋にたっぷりの湯を沸かして豚肉をさっとくぐらせ、冷水にとり、ザルにあげて水けをきる。油揚げはグリル、またはトースターでこんがりと焼き、短冊に切る。
②そうめんは袋の表示時間どおりにゆで、冷水にとり、水けをきる。器に盛り、①、にんじん、青じそ、みょうがをのせ、合わせたAを注ぐ。
3.枝豆のジェノベーゼ
バジルソースを使えば簡単に完成する一品です。バジルの風味いっぱいのイタリアンソースにマヨネーズでさらにコクをプラス。カリカリに焼いたベーコンと一緒にあえて食べれば、箸が止まらないおいしさです。
【材料】(2人分)
そうめん…150g
ベーコン…1枚
ゆで枝豆(ゆでてさやから出す)…1/4カップ(正味)
バジルソース(市販品)…大さじ4
マヨネーズ
【作り方】
①ベーコンは5mm幅に切り、フライパンに入れて弱火にかけ、脂が出るまでじっくり炒め、キッチンペーパーにのせて冷ます。
②ボウルにバジルソースとマヨネーズ大さじ1を入れて混ぜる。
③そうめんは袋の表示時間どおりにゆで、冷水にとり、水けをきり、②に加えてあえる。器に盛って①をのせ、枝豆をちらす。
セブン&アイ出版発行 saitamook夏麺本より抜粋
そうめんは、和風だしはもちろん、アジアン、イタリアンといったさまざまなアレンジともマッチする万能麺! 麺が細いので、汁やタレとの絡みがいいのも扱いやすい理由です。そうめんは調理が楽で助かるけれど、栄養の偏りや味のバリエーションの乏しさが気になっていた方におすすめしたいレシピです。