こんにちは、ヨムーノ編集部です。
お金が貯まる人と貯まらない人には、「家」に大きな違いがあります。
1,000万円貯めた人を100人以上取材してきたマネー系編集者、ヨムーノライター内山愛理さんは、自宅に伺って取材する中で、「お金が貯まる家」に共通する5つの要素を発見。今回は、それを徹底解説します。
お金が貯まる部屋は「日当たりがいい」
1,000万円貯めた人の取材を始めたころ、印象に残っている言葉があります。一戸建てのおうちを買った方が、こうおっしゃいました。
「日当たりは、生活する上でとても大切だと考えています。なので、わたしは『日当たりをお金で買う』と思って、他の物件と比べて高かったけれど、この家を選びました」。
家を選ぶときって、ついつい広さや価格を重要視しがちですよね。
でも「日当たりをお金で買う」という言葉で、「快適さ」をお金で買うという概念に気づきました。
人間は、その本能で、太陽を浴びると気持ちが前向きになったり自律神経が整うといわれます。
健やかに生活することを前提とした家選びができることが、金運アップの大前提なんですね。
お金が貯まる部屋は「便座のふたを閉じている」
意外な共通点ですが、貯まる人に理由を聞いてみたところ……。
「厄は便器の中から出てくるので、部屋の中に漏れ出ないように閉めている」という回答をする方が数多くいらっしゃいました。
貯まらない人で、便座のふたを閉じている人はほぼ皆無。確かに、便座のふたが開けっ放しのトイレに入るより、きちんと閉まっていたほうが気持ちがいいと感じます。そういった細やかな心遣いが、お金を貯めるスキルに共通するのかもしれませんね。
お金が貯まる部屋は「ナチュラルインテリア」
貯まる人の家で、派手な色のインテリアや、テカテカしたプラスチックの家具・雑貨を見かけたことはほとんどありません。
家に置いてあるものは、決して高価なものではなくても、天然木やガラス、陶器、レザー、アイアン、布……など、自然の素材でできたものばかりです。
逆に、貯まらない人の家はプラスチック率が高い!
その理由は大きく二つ。
自然素材は年数が経っても劣化せず、風格を増すのに比べ、プラスチックは経年で著しく劣化するという(買い替えなくてはいけない!)物理的な理由。
そして、もう一つの理由は、風水でも自然のものは厄を吸い運気を上げるのに比べ、プラスチックなどの人工物は、運気を下げると言われているからです。
お金が貯まる部屋は「モノトーンじゃない」
黒一色、モノトーンでまとめている……という部屋は、貯めている人ではありえません。
白、茶、グレー……ナチュラルな、アースカラーの落ち着く色をベースにしていることがほとんどです。
その中で、風水で金運をアップすると言われている黄色や、赤、オレンジなど「三柑の実」と言われる金運アップの色をポイントで使っている人も。
「お金は、明るい色が好き。黒づくめのお部屋の人に、お金持ちはいないらしいですよ」と貯めている人は言っていました。
お金が貯まる部屋は「花を飾っている」
1,000万円貯めた人の家には、生花が飾ってあることがほとんど。
豪華なものである必要はありません。一輪の花をシンプルに飾っています。
貯まらない人の家は、グリーンが飾ってあっても「造花」なことがほとんど。造花がわるいとは言いませんが、たいがい埃をかぶっています。
貯まる人が言うには、風水的にも生花はパワーや活力を与えてくれるものだそうですよ。
まとめ
人生の多くの時間を過ごす「家」。
貯まる人と貯まらない人とで大きな違いがあるのは、多くの時間を過ごす場所=家が、お金と密接にかかわっているということ。
節約ややりくりが苦手な人でも、まず家を変えることから始めてみてはいかがでしょうか。