宮迫博之・田村亮の謝罪会見で明らかとなった旧所属事務所・吉本興業のパワハラ体質。後輩芸人たちの動揺に松本人志がツイート。
20日に行われた、雨上がり決死隊の宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮による謝罪会見。 吉本興業経営陣からのパワハラともとれる発言が明らかになったことに対し、所属芸人からも疑問・批判の声が強まる中、ついに松本人志も反応した。
■6月には宮迫に厳しかった松本
会見では「お前らテープ回してないやろうな」「会見やってもええけど、ほんなら全員連帯責任でクビにするからな。俺にはおまえら全員クビにする力がある」などと岡本昭彦社長のパワハラ発言を2人が暴露。
陣内智則がトップ陣に会見を開くよう求めるツイートを行う事態にまで発展している。
■厳しさから一転…
松本は6月に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、当時表に出てこなかった宮迫と電話をしていたことを明かす。
宮迫が金銭の授受を否定する発言を電話ですると松本は「お前それ無理やで。誰もそれ信じないよ。そこで嘘ついちゃったら、なにもかも嘘だと思われるよ」などと厳しく返したこともあったという。
そんなこともあったが、上記のような会見を見ていた松本は20時頃、会見を見ていた後輩芸人を気遣うようなツイート。
■後輩芸人の不安
例えば吉本所属のEXIT・兼近は「会社から芸人にしっかり説明求む! 会社を守る為の一方的なヒアリングはもう良いだろう?」と説明を求めるツイートを投稿。
不安の気持ちを抱いている裏返しともとれそうだ。 そうした後輩芸人の不安を察知したのか、松本は「松本動きます」と宣言。今や相方の浜田雅功とともに、吉本の芸人を引っ張る存在として、とうとう動き出すと明かした。
松本のツイートは投稿後30分も経たない短い間に(20日20時20分時点)で4万リツイート、12万の「いいね」がつくほどの注目を集めている。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)