電車の夢を見たことはありますか? 夢占いの電車は、「自分を別の境遇に運ぶもの」の象徴といわれています。電車に乗る、事故にあう、乗り換えをする夢……。夢占いでわかる意味とは? 占い師の伊藤マーリンさんに解説してもらいました。
伊藤マーリン(占術家)
電車に乗ったり、電車事故にあったり、乗り換えをしたり……。この夢はどんな意味を持つのでしょうか。
電車にまつわる夢は、それを見たときの気持ちや状況によって暗示するものがそれぞれ異なります。この記事では、電車に乗る夢が象徴するものを解説します。
電車の夢が象徴するのは「自分を別の境遇に運ぶもの」
夢占いの電車は、「自分を別の境遇に運ぶもの」の象徴です。また、電車が「自分の心身や家族」を象徴する場合もあります。
電車の夢ばかり見る人は、自分の現在の境遇や将来の進路に悩みや不安を抱えている可能性があります。また、自分や家族に関する心配事があり、心が休まらない状況にいる暗示もあります。
予知夢として重要な意味を持つことはほとんどありませんが、本人の心が安定しない状態であれば、吉夢とはいえません。電車の夢を見て心がモヤモヤするなら、悩みや不安の原因を追究する必要があるでしょう。
誰かと「電車に乗る」夢の意味とは?
誰かと「電車に乗る」夢の意味は、一緒にいた人物が誰だったのかによって変わります。その相手は何を暗示しているのか? そして、その夢はどんな意味を持つのか? くわしく解説しましょう。
異性と一緒に電車に乗る夢の意味は「相手の印象によって変わる」
電車に異性と乗る夢の意味は、その相手がどんな印象だったかによって変わります。相手の印象が悪かった場合は、人間関係のトラブルを暗示しています。
一方、相手が好印象だった場合は、恋愛のチャンスに恵まれる兆しです。また、夢を見た人に恋人がいる場合は、仕事の相棒など、頼れる異性のパートナーが現れる可能性があります。
恋人(彼氏)と一緒に電車に乗る夢の意味は「交際順調」
恋人(彼氏)と一緒に電車に乗る夢は、交際が順調に進むことを意味しています。電車の座席に恋人(彼氏)と仲よく並んで座っている夢や、一緒に終点で降りる夢なら、結婚する兆しもあります。
友だちと一緒に電車に乗る夢の意味は「良好な人間関係」
友だちと一緒に電車に乗る夢は、その相手といい関係を育むことができる兆し。夢に出てきた友だち本人との仲が深まる可能性もあります。また、その友だち以外の身近な人物(同僚、先輩、後輩など)との関係がスムーズに進展するという意味もあります。
赤ちゃんと一緒に電車に乗る夢の意味は「環境の変化」
夢占いの赤ちゃんは、希望や可能性の象徴です。そのため、赤ちゃんと一緒に電車に乗る夢は、人生やライフスタイルが一変することを意味しています。
進学、就職、転職など、人生のターニングポイントを迎えて、新たな環境に飛び込む可能性を示しています。また、ひとり暮らしや同居をはじめるなど、家庭環境や生活環境が変化する兆しもあります。
電車で赤ちゃんが泣く夢の意味は「突発的なトラブル」
電車で赤ちゃんが泣く夢は、警告夢です。未来への希望や可能性を実現しようとする中で、障害、不安、不満などのネガティブな要因が潜んでいることを暗示しています。
新たな道を進んでいる途中で突然邪魔が入ったり、想定外のトラブルが発生したりするなど、夢を見た人が大きなストレスを抱える可能性があります。
「電車事故」の夢の意味とは?
「電車事故」の夢は、現実に予想されるトラブルを暗示しています。たとえば、人間関係のトラブル、契約上のミス、納期の遅れ、遅刻などです。この場合は、事故が何を象徴するのか追究し、日ごろの言動に注意する必要があります。
電車事故にあい、助かる夢の意味は「トラブル回避」
電車事故にあって助かる夢は、いったんトラブルに巻き込まれるものの、それを回避できることを表しています。「無理に進めば妨害が入るので、今は動かないほうがいい」という警告夢でもあります。